逆流性食道炎なら何科にかかればいい?病院で受診する診療科の選び方

胃食道逆流症は何科を受診すればいい?

基本的には内科でいいですよ。

けど妊婦だったり咳が出たり精密な検査をしたい場合でベストな選択は変わってきます!

症状が胃、喉など場所が変わったり喘息もちも注意が必要。

何科診察してもらったらいいの?」

その疑問を考えていきましょう(^^)

ある日、起きたら胸が熱くて苦しい。。

胃に胃酸が溜まってるような感覚でした。

そんな症状が初めてだったので怖くなって近くの内科を受診。

「とりあえず胃薬を…」と処方され飲んでいても効果は薄かったんです。

その後、市立病院や胃腸科、耳鼻咽喉科など複数の病院へ行くことに…

今になって後悔しているのは病院の受診に関しては、だいぶ遠回りしたな…ということ(^_^;)

そこで今回のテーマは 【逆流性食道炎と診察】について。

胸焼けや消化不良、胃もたれなど逆食の症状が出たときのスムーズな病院の選び方をお話します。

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逆流性食道炎だと診断するには内視鏡検査ができる病院を選ぶ!

まず医師といっても問診だけ逆流性食道炎かを正確に診断できません。

逆流性食道炎の症状である胸焼けや胃痛はストレスや食生活でも引き起こされますし他の病気の可能性だってあります。

詳しくはこちら⇒逆流性食道炎の症状に似た病気って?

そこで客観的に逆流性食道炎かを判断する手段として使われるのは以下の2つになります(^O^)

【逆流性食道炎の検査方法】

①内視鏡検査(胃カメラ)
胃酸の逆流による食道粘膜を見る

②pH(酸度)モニタリング
食道にカテーテルを挿入し、食道内のpHを測定する

2つあるといってもほとんどは胃カメラです。

僕も胃カメラ検査をしましたがあまりにも嫌すぎるので鎮静剤を打ってもらいました。

普通の胃カメラや 経鼻内視鏡ならお近くの内科や胃腸科でも可能です。

鎮静剤はネットで調べてから病院を絞っていくといきましょう。

(胃腸科や市立病院に多いです。)

もし胃カメラに苦手意識があったり鎮静剤による無痛の検査に興味があるならこちらの記事が役に立つと思います↓

詳しくは⇒胃カメラが怖い人へ!鎮静剤の内視鏡検査を受けてみた

胸焼けなら内科、咳もあるなら耳鼻咽喉科など症状の辛さで診療科を選ぶ

逆流性食道炎の検査方法

胃カメラで逆流性食道炎と診断されたら次は治療をどこで続けるかですね。

これは逆食の症状によって変わってくると思います。

① 胃や食道などの症状のみなら胃腸科や内科

症状が胸焼けや胃もたれ等胃や食道のみなら近所の内科胃腸科でOK。

僕の場合は最初の薬を胃カメラ検査した病院で処方してもらいその後は近くの内科で診察を受けていました。

検査した病院が近ければ病院を変更する必要はありません。

逆食の治療は長期化することが多いので検査が遠方だと近くの胃腸科に変更した方がいいですよ。

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(追記)薬を飲んでも効果が無いなら漢方内科もあり!

病院で処方された胃酸の分泌を抑える薬や胃の消化を促す薬を飲んでも効果がないなら漢方を試すというのもありです。

僕も漢方の『六君子唐』を飲んでから症状が軽減しましたし薬を減薬するときも活用できます。

ただ漢方は体質を見てから処方するので自分で判断するのが難しいんですよね。

『自分は何の病気か?』これを知りたい時は東洋医学ではなく病院で検査を受けるべきです。

そして逆流性食道炎だとわかってから東洋医学の専門医がいる病院で漢方を処方してもらうのが理想的な流れになります。

記事:逆流性食道炎で漢方を試す前に確認したいポイント

咳や痰、喘息の症状が併発するなら耳鼻咽喉科

胃や食道以外に症状が出やすいのが喉(気管)の部分です。

食道と気管はすごく近い距離にいるので食道の炎症が気管にも影響を与えるケースがあります。

その時に咳や痰が出たり喘息の悪化の危険性もあります。

この時は逆流性食道炎と気管支の両方のケアが必要になってくる。

胃腸科と呼吸器科(または耳鼻咽喉科)の2つを並行して受診しましょう。

内科だけで2種類の薬をもらってもいいのですが僕は吸入器も処方してもらったので別々に病院の診察を受けていました。

また痰が絡むことがよくあるならこちらの情報も参考にしてください↓

記事⇒逆流性食道炎で咳や痰が!痰の出し方と予防法

妊婦さんなら、まず産婦人科医にも相談!

もし妊娠中で赤ちゃんの影響で腹圧がかかり胃酸が逆流してる場合はまず産婦人科医にお話するのがベストです。

胃薬でも漢方でも薬局の薬でも飲む前に必ず産婦人科医に話しましょう。

逆流性食道炎といっても原因が生活習慣や食生活ではないです。

解消法も違うアプローチがあるかもしれません。

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大事なのは「自分の逆流性食道炎の症状」に気づくこと

ここまでお話してわかったかと思いますが「何科を受診すれば良いか?」は一人一人の症状によって変わってきます。

そこでまず大事なのは逆食の症状に気づくこと

咳や痰など一見、全く関係のなさそうなものも逆食の症状からくるものだったりします。

だからこそ、胸焼けや呑酸を感じてから起きた体全体の異変を思い出して病院を選んでいくといいですよ(^^)

そして体験談として逆流性食道炎は病院で薬をもらってるだけでは良くなりません。

このサイトでは僕が実践して効果のあった逆流性食道炎の治し方を掲載しているのでそちらも読んでみてはどうでしょうか?

記事:逆流性食道炎を自力で改善する方法とは?

自分に当てはまりそうなもの「これなら出来そう」と思ったものだけでも実践する価値はありますよ(^^)

すぐには完治しないかもしれませんが体をケアしていれば必ず症状は軽減していきます。

『必ず良くなる』

そう信じて一緒に取り組んでいきましょう。

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