胃食道逆流症っていつ治るの?
長引く治療、飲んでもグズる症状…
そんな日々が長く続くと本当に治るのか不安になる。
「治る期間の目安は何ヶ月?何年?」
僕自身の経過報告と実際に完治した人の声を元に症状の深刻度や原因から目安を調べました。
治療期間を短くするために大切になってくるポイントもお話しします。
一体、いつになったら治るんだよ!
ぶつけようのない怒りを抱えて症状に悩まされていた時期がありました。
薬を飲んで、睡眠時間もとって食生活も気をつけて…
そんな風に生活習慣を改善してもパッとすぐ治るものじゃないのが逆食。
完治するまでの期間は人によって違うそれは当然なのですが当時の僕はせめてもの目安が欲しかったんです。
そこでこの記事では、僕なりの考えで完治までどれだけ時間がかかるのか?
それをあなたにお話したいと思います。
一つの個人的意見として聞いていただければと思います。
僕が”治った”と感じた3つの基準と治療にかかった期間【個人談】
まず「何をもって完治したというのか?」
その基準をつけたいと思います。
僕が治療期間中に目標とした状態は3つでした。
一つ目は病気を患った直後の目標で「日常生活に支障が出ないレベルまで症状が緩和できた状態」でした。
症状に悩む僕はとにかく仕事をこなせる状態までもっていくことこれを重要視していました。
(この状態までは薬を服用してから1カ月ほどかかりました。)
二つ目の目標は「胃薬を頓服薬として使いながら以前の生活を送れる状態」です。
症状が軽減していくと薬を減薬していきますよね?
減薬のあとに毎食後、飲んでいた薬を緊急用の頓服薬として飲めるまで胃が回復した状態が2つ目の目標でした。
(この状態までには約半年漢方も併用し始めてからはスムーズに胃薬を減らせました。)
3つ目は完璧な状態「薬も全く必要なく以前の健康を取り戻したとき」
これは逆流性食道炎になる前の以前の自分の体になっている状態です。
僕は逆流性食道炎を患ってから段階をおって改善しようとしていました。
(この3つ目の完全に治った状態はまだ僕も目指している最中です。)
この記事でいう完治は2つ目の状態
「胃薬を頓服薬として飲むだけでいい」これをイメージしてください。
「最近、疲れ気味で食生活が乱れてるから」
「昨日の夜、少し胸焼けしたから」
こんな時に臨時で薬を飲むだけでいい。
この状態を『完治』と呼ぶことにします。
この状態にまでもっていければ症状に悩まされることないですし以前の生活を難無く送れるようになりますよ。
【個人談】治りかけの状態までは3カ月、元通りの状態には8カ月かかった!
では、この完治の状態までどれくらいの時間がかかるのか?
まず僕の経験談をお話します(^^)
僕が逆流性食道炎になったのは昨年の10月。
直後から薬による治療を始めます。
胃もたれ、胸焼け、空腹時の呑酸etc
様々な症状がたっぷりありました(^_^;)
その症状が減ってきたと感じたのは治療を初めてから1カ月後の11月。
仕事への支障がなくなったのは3カ月後(翌年の1月)でした。
その後、薬の副作用があったので減薬を決意!
しかし減薬の直後に仕事量が増えたことで見事に症状が振り返し(泣)
薬の量を少し戻したり漢方を併用して仕事が落ち着いてから、また減薬を再開。
5月ごろには調子が良くなっていきました。
そして今は、その日の夕食や体調によって胃薬を飲むかどうかを決められる状態です。
(今でも月数回は胸焼けがあるので胃薬を頓服薬のように処方してもらい漢方は毎日ずっと飲んでいます。)
なので僕の場合は治療を開始してから1カ月後に症状が緩和。
3カ月後には以前と同じように生活でき減薬も半年ほどかけて進む。
他の人と同じ頻度で「たまに胸焼けがあるな」という状態までには8ヶ月~10ヶ月かかりました。
正直、「時間がかかったなぁ」というのが本音ですね。
「薬さえ飲んでればいいや」と過ごした最初の時期がもったいなく…
もっと早くから食生活を見直したり、漢方・生薬を試していたらと悔やんでいます。
僕以外に完治した人の治療期間の目安!自然に治る人は稀!
次は僕以外の人が「治った」と感じるまでの期間を調べてみました。
これは症状の重さや治療中の生活習慣によってピンキリとなっていくのが特徴です。
その中でも平均的には比較的軽い症状だと3ヶ月~半年ほど重いと1年~2年ほどが目安となります。
ストレスや生活の乱れが原因なのでそれを簡単に取り除けるか?
自分なりの原因を早く突き止められるか?
これで治療期間が大幅に変わってくるのが逆流性食道炎、特有の問題ですね。
(追記) 原因がストレスではなく加齢の場合は一生付き合う覚悟も必要
その後、調べていくと原因によっては完治が見込めないケースがあるみたいですね。
例えば加齢により下部食道括約筋等が緩んだ場合は完全に元通りというのは難しいようです。
完治が難しい原因の場合は上手に付き合う方法を追求してくほうが生活が楽になるかもしれません。
自然治癒を待つより生活習慣の見直しを!どのくらいで治るかはあなた次第!
「逆食は薬を飲むだけで治る病気ではない」
…というのが僕の考えです。
自分が招いた食生活や習慣を見直して「そうか!これが原因だったんだ!」というものを見つけると治療効果が高まります。
(僕の場合は姿勢、食生活、睡眠時間でした)
いろいろな治療法を調べたりまたは実際に試してみて「これだ!」と思うものを見つけましょう!
逆流性食道炎の改善方法に関しては別の記事で一覧にしてまとめていますのでそちらを参考にしてみてください。
記事:逆流性食道炎に効く食生活の工夫!NG食材や理想の食べ方
原因が様々だからこそ自分に適した治療法をいかに早く見つけるか?
これが治療期間を決める重要な要素になります。
あとは焦って効果を求めるより症状を緩和して気長に根本治療に取り組めば結果的にストレスも減りますよ(^^)