コーヒーは逆流性食道炎の原因、悪化に繋がる!
カフェインが胃、食道にもたらす影響で胃食道逆流症の症状が悪くなる。
そうわかっていても飲みたい時、付き合いで飲まないと!
…なんて場面もありますよね?
カフェインレス(デカフェ)やコーヒー牛乳、カフェオレなど負担を軽くするための飲み方とは?
コーヒーと逆食の関係と飲む時の工夫の仕方を考えていきます。
ストレスや睡眠不足で頭の回転が鈍るのを、コーヒーでごまかす日々。。
家でも会社でもカフェでも、1日7~8杯は軽く飲んでましたね。
そんなときに胃酸過多や胸焼け・胃もたれなど、不調が急に出るようになりました。
「悪化するなら飲まないでおこう!」
症状が辛いときは断コーヒーを実践できたけど日にちが経つと、イライラしたり無償に珈琲を飲みたくなるんですよね(笑)
この記事のテーマは 【逆食とコーヒーとの付き合い方】
カフェインがもたらす影響と珈琲を飲める一工夫の仕方、これを考えていきます(^^)
コーヒーに含まれるカフェインが胸焼けや胃酸過多を悪化させる2つの理由
なぜコーヒーを飲むと、症状が悪化するのか?
それはコーヒーに含まれるカフェインが原因です。
カフェインの作用の一つには、胃酸の分泌を促進させる作用があるんです。
分泌量が増えると胃の中が胃酸過多になり、胃の粘膜を刺激して胃痛になったり…
それで逆流して呑酸や胃酸が、「上がってくる」症状が出ます。
そしてカフェインにはもう一つ、疲れを感じさせないようにする作用もあります。
人が仕事やスポーツをするときに働く、交感神経のスイッチを無理矢理『ON』にするんです。
疲れている感覚を無視してしまうので、知らず知らずの内にストレスを溜め込むんですよね。
この2つの作用によって逆食のリスクは高まります(>_<)
コーヒーというよりカフェインが問題なので、紅茶や緑茶も当てはまるので注意。
チェック漏れがないように、カフェインが含まれている飲み物の一覧を下にまとめてみました(^^)
【カフェインが含まれる飲み物】
- 玉露
- 抹茶
- ほうじ茶
- 烏龍茶
- 緑茶
- 玄米茶
- 番茶
- 紅茶
- コーヒー
- 栄養ドリンク
- コーラ
- ダイエットコーラ
- ココア
- コーヒーゼリー
コーヒーだけではなく普段、飲んでいる以上の飲み物も減らしていく生活を送りましょう!
また何を飲めば良いのかについては、逆食の症状を緩和させるものを別の記事で書いているので読んでください。
詳しくはこちら⇒胸焼けがスッと解消できる飲み物とは?
どうしてもコーヒーが飲みたい時の3つの対処法!カフェインレス(デカフェ)も検討
ここからが本題なんですが(笑)
「我慢しよう!」と思って我慢できたら、これほど楽な話はないんですよね(^_^;)
でもそんなのは理想で仕事中に眠くて飲みたい時もあるし、お客として出された時は飲んだ方がいいし…
カフェイン0の生活をするのは、とてもハードルが高いと思いませんか?
そこでここからは、カフェインの影響をなるべく受けないように、一工夫する方法を一緒に考えていきましょう。
影響を全く受けないようにするのは無理だけど、少々のカフェインならOKというレベルなら大丈夫!
① 飲むタイミングは食後がベスト!
まずコーヒーの飲むタイミングについて。
タイミングによってコーヒーは善にも悪にもなるので、今からお話する内容はとても大切(^^)
先ほど、カフェインを摂取すると、胃酸の分泌が多くなると話しましたよね?
この作用の影響を減らすには、コーヒーを食後に飲む必要があります。
胃の中に食べ物が入っている時なら多少、胃酸の量が増えても影響はありません。
食後にガムを噛んだり食事中の噛む回数を増やして、唾液を増やせばなお良しですね。
ただこの場合はカフェインと同時に、『何をどうやって食べるか?』も大事。
NG食材とオススメの食べ物、胸焼けが起こりにくい食べ方をまとめたので食生活を見直したいならこちらを参考に↓
② 珈琲に牛乳(ミルク)を入れると胃酸を中和する!
胃酸(酸性)の分泌量が増えるなら、それをアルカリ性の飲み物で中和させればいいのでは?
この考えは理にかなっていて、それを実現するのが「ミルク」です。
お店でコーヒーを頼むと、必ずミルクがセットで出てきますよね?
これはコーヒーのカフェインで胃を荒らさないようにするための配慮だったんです。
胃酸が分泌されても、ミルク(アルカリ性)で中和できるというのが狙い。
なんで、もしコーヒーを頼むなら(紅茶でも同じことですが)
ミルクを入れるのを忘れないようにしましょう(^O^)
③ デカフェやカフェインレスは気休め
コーヒーではなくカフェインが逆流性食道炎に影響があるのなら、「カフェインレス」のコーヒーを頼めば良い!
この案は半分当たりで半分ハズレです(^_^;)
もちろん考え方は正しいのですが、なぜかカフェインレスのコーヒーでも胃酸の分泌量は若干増えるようです。
体が覚えているのでしょうか?
理由はわかっていませんが、カフェインレスならいくら飲んでもOK
…というわけではないので注意です(^^)
お店でデカフェがあるならそれを頼んだ方が負担は軽いので、スタバやタリーズでは、そう注文しましょう。
いかがでしたか?
自分にとっての適量であったり飲んでも大丈夫なラインがわかれば、それほどコーヒーを飲むことに関して悩みはなくなるかと思います。
そうとう症状が酷ければカフェイン0を!
良くなって来たら上手く付き合う方法を考えませんか?
このサイトでは逆食を改善するヒントをたくさん載せているので、良かったら参考にしてくださいね(^^)
何も考えずカフェインを摂取したり、ムリに我慢ばかりしてストレスを溜めずに上手に向き合っていきましょう。
逆流性食道炎の原因は、さまざまなのでカフェイン以外の対策も忘れずに!
ではまた(^O^)