飲んで良いお茶、悪いお茶がある?
治療中によくある胸焼けや胃もたれ。
お茶は飲み方次第で、そんな症状を楽にも酷くもする?
胃の健康を考えたときに、進んで飲みたいお茶と控えておきたいお茶を考える。
逆流性食道炎を治療中に、特に気をつけていたのは食事。
消化を促す食材、胃を荒らす食材、そんなことにアンテナを張って情報を集めていました。
そんな時にふと「飲み物はどうなの?」という疑問が浮かんだんです。
特にその中でも1日で必ず飲むお茶。
今回はその『茶』を中心にお話していきます。
ほうじ茶や麦茶など逆流性食道炎に効くお茶はある?
まず僕が調べたのはお茶の種類。
種類をあぶり出して、その中から胃に優しいものを絞っていこうとしました。
この記事でも一覧にしてまとめておきますね(^^)
(マニアックなものは外して、スーパーや楽天などで簡単に買えるものに限定しています。)
【代表的なお茶】
- 番茶
- ほうじ茶
- 麦茶
- 緑茶
- 玉露
- 抹茶
- 玄米茶
- 烏龍茶
- 紅茶
- ジャスミン茶
- プーアル茶
聞いたことあるものだけでもお茶って、けっこう沢山の種類がありますね。
この中で一番、胃に優しいお茶。
逆流性食道炎の治療中に飲んでおきたいお茶はあるのか?
一つずつの種類を調べていくとあるお茶の効能が逆食にピッタリだとわかりました!
胸焼けや胃酸過多には麦茶!麦茶が胃に良い2つの効能
逆食の時に飲みたいお茶、それはズバリ『麦茶』です(^^)
普段、何気なく飲んでいる麦茶。
実は効能が素晴らしかったんですよね。
効能① カフェイン0がもたらす効果
まず一つ目の効能としては、麦茶にはカフェインが含まれていない。
これが挙げられます(^^)
以前もお話しましたが、カフェインって逆食だと悪化する要因になるんですよね。
そんなカフェインはコーヒーだけでなく、お茶にも多くの種類に含まれていますが麦茶にはありません。
なので胃酸の分泌を促進させたり、胃を荒らしたりする心配がありません。
胸焼けや呑酸の症状があるなら、なおさら麦茶を選びたいところですね。
(カフェイン0ってことは胃酸を薄めることができると言い換えることもできますし)
効能② 胃の粘膜を保護する
また麦茶には胃の粘膜を 保護してくれる作用もあります。
胃を荒らす心配がない上、それを予防してくれるってこと。
だから胃酸過多タイプなら、積極的に飲んでおきたいお茶。
…ということになります(^^)
オマケ 馴染みがあり、どこでも売ってる!
最後はオマケのようなことですが、好き嫌いが少ないのも魅力ですよね。
僕は今まで生きてて、「麦茶が嫌いだ」という人にも。
「麦茶の味が苦手」という人にも出会ったことがありません(^_^;)
それだけ小さい頃からお馴染みのお茶であり、親しみがあるということですよね。
それに、どこでも手に入ります。
麦茶が売ってないスーパーってある?っていうくらい手に入りやすい!(笑)
治療の際に手軽に入手できる点も、麦茶の良いところと言えませんか?
麦茶でもダメ!食事中にドリンクの飲みすぎに注意!
ここまでは麦茶の良いところにスポットライトを当てましたが…
もちろん麦茶も、他のお茶と同じように万能というわけではありません。
注意すべきは飲むタイミング。
食事中に飲みすぎると、「逆食の症状を悪化する」なんて可能性があるんです。
…というのも麦茶を食事中に多量に飲むと、胃酸が薄まり消化力が落ちてしまうから。
消化力が落ちることで胃もたれや消化不良になる。
結果として胃酸がダラダラ出続けて胸焼けになる危険もあります。
だから食事中はよく噛んで唾液を分泌させて、飲料は控えた方が無難です。
早食いでお茶で流し込むと、症状が悪化しかねませんので注意を!
胸焼けや胃もたれがある時のお茶の理想の飲み方
僕が思う理想の麦茶の飲み方としてポイントは2つあります。
それは温度とタイミング。
1つずつお話しますね(^^)
Point① お茶の温度に気をつけよう!
一つ目のポイントは温度。
なるべくホットで、最低でも常温にします。
冷たいと胃を冷やし血流の流れを悪くして、消化力が落ちてしまいます。
(夏バテと同じ原理です)
だからそれを防ぐ意味でもホットで飲むといいですよ。
冷たいなら、ゆっくり飲んで口の中で常温に近づけて飲んでみてはどうでしょうか?
Point② 飲むタイミングは胃に相談。
先ほど、食事中はたくさん飲むのはNGと言いました。
「じゃあ、いつ飲めばいいの?」
って話になるのですが、それは胃が空っぽの時です(^^)
食間や食前、空腹時、寝る前や起床時など…
胃に何も入ってない状態で麦茶を飲むことが良い!
このタイミングで飲めば空腹時の胸焼けを緩和できますし、消化力を落とす心配もありません。
重複しますが食事中は飲料で流し込まずに、咀嚼回数を増やして唾液を活用してみては?
最後に、今回の記事をまとめておきます。
- オススメのお茶は『麦茶』
- 理由① カフェインが含まれていないから
- 理由② 胃の粘膜を保護するから
- 注意点① 温度はホット、または常温で。
- 注意点② 胃が空の時に飲むのがベスト
もしかすると、これ以外にも効果のある飲み方はあるかもしれません。
ただ僕が治療中に助けられた麦茶の飲み方としては以上の通りです。
次は他の飲み物やハーブティーについて一緒に見ていきましょう↓
薬だけではなく様々な方向から、アプローチして苦しさを解消していきましょう!!
ではまた、次の記事でお会いするのを楽しみにしてます(^^)