胃液が上がってきて喉が焼けるように痛い!
喉が焼けるような痛みと胃酸が口まで上がってきてゲロが出そうな気持ち悪さ。
このキツイ症状を何とかしないと日常生活に悪影響が出てくる。
そんな呑酸の原因を洗い出して応急処置の対処法と根本的に解決する方法を提案!
逆流性食道炎になってからの悩みの一つに呑酸がありました。
特に寝起きや夜中など体を横にしてる時に酷くて何回も目を覚まし不眠症にも…
病院で処方される胃薬では頼りないので自分で原因と解決方法を調べてみました。
いくつかの解消法の中でも僕が試して効果があったものを厳選しています(^^)
胃酸が逆流する症状が出る原因を突き止める
まず解決方法の前に「なぜ胃液が食道に上がってくるのか」
その原因を突き止めましょう。
原因がわかれば症状を緩和する方法も呑酸自体を治すヒントもわかります(^^)
呑酸の読み方は『どんさん』
どういう病気かというのはサイト『カラダノート』では以下の説明となっています↓
呑酸の場合は口の中に広がる酸っぱさが症状の代表です。
息をしても当然臭いがしますし、
何も食べていないのに苦く酸っぱい味がするのは
不快と思う方も多いようです。実際に呑酸の気持ち悪さだけで
吐いてしまう場合は少ないと言われていますが、二日酔いなどと相まって吐き気がして、
引用元 http://karadanote.jp
最終的に食べたものを戻すことはよくあります。
胸が焼けるような不快感(胸焼け)とは違って食道が焼け口に酸っぱい味が広がる感覚。
胸焼けの場所より少し上の喉や口内での症状が多いですね。
(他の症状としては吐き気や嘔吐、炎症による喉の痛み、げっぷがあります。)
なぜ胃に留まるはずの胃液が食道にまで上がってくるのか?
胃酸が逆流しやすい環境、これを知らず知らずの内に作ることがあなたの呑酸の原因と言えそうです。
病院のHPや書籍で調べたことに加え僕の経験を踏まえると以下の3つが呑酸の元凶と考えられます。
【呑酸の3大原因】
①腹圧
お腹に圧力がかかることで
逆流しやすい状態になる。
[具体例]
- 猫背
- デスクワーク
- ベルト、衣装、下着の締めすぎ
- うつぶせ寝
- 腹筋
- 肥満
- 炭酸を飲む
②胃酸が大量に分泌される
胃酸過多になることで
胃酸が上(食道)にも上がってくる。
[具体例]
- コーヒーなどのカフェインの飲みすぎ
- 間食が多い
- 食事の時間が不規則
- 胃の消化力の低下
- ストレスによる自律神経の乱れ
③下部食道括約筋の緩み
胃と食道の間にあり逆流を防ぐ
括約筋という筋肉が正常に働かなくなる。
[具体例]
- 加齢
- 動物性タンパク質の過剰摂取
- アルコールの飲みすぎ
どうでしょうか?
あなたは何が当てはまりましたか?
どれか一つだけ当てはまるのは稀。
大体は複数、心当たりがあるはずです。
このような生活をしていれば呑酸は慢性的になり胃酸もどんどん逆流してきます。
胃酸が口にまで上がってくれば口臭や虫歯、口内炎になるリスクも高まるのでキチンと対応していきましょう!
喉の痛みなど辛い症状なら病院で薬を!【薬局や通販の市販薬も】
病院に行っていない場合はまず治療を受けることをオススメします。
何科でもいいのですが胃腸科がベストですね。
咳や痰も出るなら耳鼻咽喉科の診察も受けてみては?
個人的には漢方の知識がある先生がおすすめ。
東洋医学も勉強されてる医師だと漢方薬も処方してもらえますよ!
「病院に行く暇がない!」という場合は生薬も検討しましょう。
ネットだと返金保証もついてるので試しやすいのが利点ですね。
ちなみに私が飲んでいたのはイツラック。
下記の公式サイトから自分に向いているか確かめてみましょう↓
公式HP⇒逆流性食道炎にオススメの生薬を見てみる
自力でも呑酸の改善は出来る!呑酸の治し方【自宅ケア】
先ほども話したように病院に行くのは必須です。
でも病院に通ってるだけではスッキリ治らないのも事実。
それが呑酸の厄介なところ(>_<)
…ということで次は自分でできる対処方法についてお話していきます。
普段の生活を心掛ける自力の治し方を実践していきましょう!
① 腹圧対策!姿勢でお腹の圧力を減らす
まずは呑酸の原因の一つ『腹圧がかかること』への対処法。
これは姿勢を見つめ直すことで解消できる場面がほとんどです。
[具体的な解決法]
- 猫背や巻き肩の解消
- 食後、すぐ横にならない
- 寝るときは頭を高くする
- 睡眠時は身体の左を下にして寝る
- 座るときはクッションを使う
- 整体へ通って姿勢矯正
猫背や睡眠時の工夫については別の記事でお話していますのでそちらを参考にしてください。
② 食生活で気をつける3つのポイント
次は食生活で気をつけるポイント!
これは2つあります。
1つ目は食べてはいけない食品を知り、 それを避けることです。
先ほどお話した呑酸の原因となる食材はなるべく食べないようにしてくださいね。
【避けた方がいい食品】
- 肉
- アルコール
- カフェイン
砂糖が多い菓子類は胸焼けになりそれが呑酸も併発させるので注意が必要。
食事で「どれが悪いか」は一人一人違うので過去の症状が酷かった日の食事を思い出して呑酸を引き起こすNG食品を見極めましょう。
2つ目の対処法は腹八分目を意識すること。
胃にたくさん食材を入れるとそれだけ逆流しやすくなりますし胃に負担をかけ消化力が低下し胃酸過多にもつながります。
理想は腹八分目ですが無理ならせめて、以前の食事量より拳一つ分減らすことから始めましょう。
咀嚼数を増やすことで満腹中枢が刺激され普段より少ない量で満足感を得られます。
無理ない範囲で腹八分目の食事ができる工夫を(^^)
【応急処置】今、とにかく楽になりたい時は…
正しい姿勢を取ることも食生活を見直すのも有効。
でも即効性という視点から見ると効果は感じられないかもしれません。
そこで最後に呑酸の症状をなるべく素早く抑えるコツを紹介。
食後と食間で違うので使い分けるといいですよ(^^)
食後の呑酸で効果的なのは唾液をたくさん飲むことです。
唾液で食道の胃酸を中和できますし飲み込む行為を連続して行うことで逆流を抑える効果もあります。
唾液を分泌させる方法はYouTube動画でチェック↓
次に食間などの空腹時や就寝中の場合の対応。
この時は飲み物を飲みましょう。
特におすすめなのはホットミルクとミネラルウォーター。
胃酸の酸を中和するアルカリ性なら基本的には何でも構いません。
(カフェイン、アルコール、炭酸はNGです)
これらの飲み物を唾液を飲む時と同じように少量を細かく何度も飲むと効果が高まります。
応急処置と解消法を併用して呑酸とうまく向き合いましょうね。
他にも効果がある方法を見つければその都度、この記事に追記していきます。
次は呑酸とも深い関係がある胸焼けや逆流性食道炎について記事を書きました。
こちらの情報もあなたの役に立つので読んでみてはどうでしょうか?
ではまた(^^)