ご飯を食べる気がしない。
胃の不快感やもたれ。
胸焼けが苦しくて食べる気がしない。
逆流性食道炎の症状が辛い時は
食べる気力も湧きません。
逆食は食後の症状が多いですが
それでも食前に気持ち悪いと
食欲減退にもなってしまいますよね。
今回は『逆流性食道炎と食欲』
これをテーマに話を進めていきます。
【目次】
- 食べれない時に多い2つの原因
- 食欲がない時の心構え
- 僕が実践してる食欲増進法
なぜ食欲がわかないのか?
どうすれば食べられるようになるか?
逆流性食道炎でも食事を楽しむために
今から出来ることを確認しておきましょう。
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食欲がないのは症状の辛さと自律神経の乱れにある!
私は食欲が無くなった時期というのは
比較的、短くすみました。
それは次に話す解消法を実践したからなんですが
それでもやっぱり『食べれない』っていうのは
元気がなくなるし、不安になりますよね?
なぜ食欲がなくなるのか?
それを逆流性食道炎の視点から見ると
2つの原因が考えられます。
一つ目は症状のせい。
食べた後に必ず胸焼けがしたり
胃酸が食道に上がってきたり
もたれや腹満感があると気持ち悪い。。
それを体が覚えてしまって
食べたら症状が出るから
食べられないって場合がありました。
特に病状が重い時は
何を食べても症状がでるので
食べれないんですよね(>_<)
どうせ症状が来るんだろ…
そんな思いが食欲を減らしているケースです。
二つ目は自律神経の乱れ。
自律神経というのは活動時に働く交感神経と
休息時に働く副交感神経に分かれるんですが
このバランスが崩れてくるのが問題。
もともと消化活動というのは
僕たちの意志に関係なく働く活動で
それをコントロールしてるのが副交感神経です。
でもストレスや疲れで自律神経が乱れると
交感神経が高まっていき
家に帰ったり食事をとる時も働いてしまいます。
するとお腹が減らない感覚があったり
食べても消化力が低下して消化不良になったりと
食欲の減退につながってしまいます。
忙しい日が続くと食べれなくなったり
逆にストレス発散で暴飲暴食になるのは
この自律神経が乱れている可能性が高い。
食後すぐに症状が出ないか?
ストレスは慢性的に溜まってないか?
これをチェックしてみると
食欲がない原因が見つかりやすいです。
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逆流性食道炎で食べる気がしないときの対策
この心構えに関しては
100%僕個人の考え方です。
合わないなぁと思ったら
無視してもらって構いません。
その心構えというのが
無理に食べようとしないこと。
風邪をひいた時は体力をつける為に
無理にでも食べる時はあるけど
逆流性食道炎の時は逆効果になるんですね。
無理に食べても胸焼けが酷くなるし
それでまた食べる気が薄れるので
悪循環になりやすい。
だから僕の場合に関してですが
食べたい気になるまで食べない
これを意識していました。
それを頭の片隅に置いておきながら
実践した解消法は以下の3つになります。
① 有酸素運動でストレス発散と空腹感を得る
まずお腹が減らないのが
運動不足も関係してそうだったので
気軽に続けられる運動をすることに。
ジムや筋トレより楽にできるものとして
有酸素運動を試して見ました。
ウォーキングやストレッチ
YouTubeでヨガを見てやってみたりと
どこかリラックスしながら出来る運動を
気が向いた時にやっていました。
ストレス発散にもなりますし
お腹周りの肉も減るのでお腹を圧迫せずに
症状も多少は減るのがメリットです。
運動不足で肥満タイプ
それで食欲がない時は
有酸素運動がオススメですね。
② 症状が悪化しやすい食べ物を避ける
次は食後に来る症状を
少しでも減らす為の工夫です。
食後の症状が少なくなれば
食べる気も復活すると思ったので
何を食べるかを意識していました。
特に注意したのは
以下の食材、飲み物ですね。
【要注意な食べ物とドリンク】
- ビールなどアルコール類
- カレーやキムチなどの辛いもの
- アイスやかき氷など胃を冷やすもの
- 脂っこい肉
- お酢(少量ならOK)
この手の料理や飲み物は
胃酸の分泌量を増やしたり
胃を荒らしたりするので控えてました。
また食事や食生活に関しては
次の記事に詳しくまとめてあるので
見直したいならコチラへ↓
食生活を見直すことで
食後の症状を少し減らし
食べたくないって気持ちも減らせました。
③ 副交感神経を高めてリラックスモードにする
最後は自律神経の乱れを元に戻して
自然に食欲を元通りにする方法です。
先ほど、ストレスや疲れで
自律神経が乱れ交感神経が高まることが
食欲の不振になることがあると話しましたよね?
そこで副交感神経を高める行動をして
自律神経を整えることで
食欲を復活させることもチャレンジしました。
私が特に効果を感じたのは
腹式呼吸ですね。
息をゆっくり吐きながら
体の力を抜くことでリラックスして
体に癒しを与えていました。
仕事の合間に1分だけとか
寝る前に布団に入って5分とか
スキマ時間にしてたのでやりやすかったです。
2週間ほどすると疲れが取れた感じがしたので
即効性はありませんが疲れ気味ならオススメです。
【腹式呼吸のやり方】
- 仰向けになる
- 数字を数えながら息をゆっくり吐き切る
- 息を吸う時は自然に
- 息を吐く時に体の力が抜けるのを感じる
- 吸う時間の2倍を吐く時間の目安にする
- 呼吸に意識を向けて何も考えない
いろいろやり方はあるかと思いますが
これはマインドフルネスも兼ねた方法なので
この呼吸法から試して見てはいかがですか?
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胃薬や漢方の力を借りて消化を助けてもらう
先ほどの3つは生活の中でできる
食欲不振の解決方法でした。
ただこれだけでは厳しい時もあります。
そんな時には病院へ言った方がいいですよ。
僕は内科に言った時にガスモチンという
消化を促す胃薬を処方してもらい服用していました。
するとこのガスモチンは食欲がわく作用もあったらしく
どんどん食欲が元通りになったんですね。
病院に行く時間がないならドラックストアで
市販薬の漢方を飲んでみるのもオススメ。
キャベジンとか胃腸薬の漢方なら
食欲も元に戻るかもしれません。
漢方についてはコチラの記事を参考に↓
記事:逆流性食道炎で漢方を服用する時の注意点
このように病院に行く行かないは別にしても
薬や漢方を使うことで
食欲減退を改善することも可能。
精神的なことで食べる気がない場合もあるので
そういう意味でも一度、診てもらうと安心です。
まずは食生活を見直す、体を動かす
腹式呼吸をする。
これを試して見て効果が無かったら
医師に手助けしてもらいましょう。
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