タバコも駄目なの?
コーヒーとは違って煙草は気管。
胃食道逆流症の食道とは器官が違う!
それでも喫煙者が逆食になりやすく悪化しやすいのには理由があった?
タバコを吸う上で気をつけるポイントと逆食ならではの症状について考えていきます。
「煙草は何も影響がないでしょ!」
僕は治療を行う上で医師にも聞かずただそう思っていました。
だって逆食は食道、煙草は気管です。
場所が違うので影響なんてないかと…
(あと僕は仕事中だけ吸うので吸う本数も少ないんです。)
それでも『ある出来事』をきっかけに僕は煙草も一時期、控えることに(^_^;)
今回は逆食の人でタバコを吸ってはいけない人。
吸っている人の対策をまとめてみました。
逆流性食道炎は食道、タバコは気管の問題。
確かに器官としては別ですが密接に関係しているのも事実。
なぜなら気管と食道は場所が近いから(^_^;)
よく飲み物を飲んでいるときに気管に入ってむせたりしますよね?
あれも気管と食道が近い場所にあるのが原因。
お隣りさんにもほどがあります(笑)
これだけ近いと食道が炎症を起こすとその刺激が気管にも届いてしまう。
それで逆食にもかかわらず気管の症状が悪化。
タバコをいつもどおり吸っているだけでも吐き気やえづきに繋がってしまうんです。
特に胃酸過多による咳や痰があるなら喫煙で悪化することも!
もちろんタバコを吸っている人が全員、症状が出るわけではありません。
そこで逆食の治療中でも特に注意が必要なケースを考えてみました。
【観察が必要なケース】
- 喘息持ち
- 子供のころ喘息だった
- ハウスダストアレルギー
- 部屋の掃除をしない
- 唾液が少ない(口が渇く)
【こんな症状があれば注意】
- 咳が出るようになる
- 吐き気がする
- えづく
- 痰が絡む
- 胃酸過多(胸焼け)
- 呑酸
これらに当てはまれば逆食とタバコにより症状が悪化している可能性が高いと言えます。
昔から気管が弱かったり風邪を引いたら咳が酷くなる場合は要注意といえますね。
禁煙外来や呼吸器科への診察を検討しよう!
症状は胸焼けだけ、胃もたれだけという人は今回の記事はスルーしても構いません。
でも逆食により痰が絡んだり咳が出たり喘息が悪化したり吐き気やえづき等、気管の症状が出ているなら注意が必要!
まずはタバコの本数を減らすこと。
(無理に辞めるとストレスが溜まるのでニコチンは摂取しておきます。)
ニコチンパッチや禁煙外来でタバコの煙を吸わなければOKです。
あとは胃腸科や内科だけではなく耳鼻咽喉科や気管支科も受信して薬や吸入器を処方してもらうこと。
夜に気管の症状は悪化しやすく病院に行けないことが多いので頓服薬をもらっておきます。
そして気管の症状は逆食が原因なのでキチンと逆食の対策も行うこと。
詳しくは別の記事でまとめてあります。
この3つの対策を並行して行うことでタバコによる気管関係の症状は緩和します。
僕の場合は吸入器を寝る前に使って漢方も処方してもらい禁煙外来に短期間、通っていました。
喘息もちだったので神経質に診察を受けました。
あなたも自分の症状と照らし合わせながら内科以外の病院も活用してみては?
逆食は胃や食道だけの問題ではない。
症状がひどい時期だけでも一時的に禁煙することをオススメします。
次は咳や痰について記事を書いてみました。
呼吸器系の症状は精神的にも辛い。
だからこそ情報を頭のなかに入れておくことが大切ではないでしょうか?
ではまた(^^)