どんどん痩せていく。体重計に乗るのが恐い…
胃の調子を崩して逆流性食道炎になってからどんどん体重が激減。
なぜ痩せたくもないのに痩せていくのか?
どうすれば健康的に太ることができるのか?
逆食による体重減少の原因と減少を防いで元に戻す方法を考えてみました。
逆食になったのが去年の12月。
その時には僕の体重は52kgを割っていました。
身長は170cm。こう考えると結構、細めですよね?
それまでの体重が60kgだったことも考慮すると3ヶ月で8kg痩せた減少率も異常。
痩せたくもないのに勝手に体重が減っていく毎日。
食べる量を増やしても脂肪がなくなりあばら骨が浮き出てくる。
「逆流性食道炎ダイエット」…とでも言いましょうか(泣)
会う人、会う人に「痩せたね」と言われ自分の病気の深刻さを指摘されてるようで不安に駆られてました。
「何とかして元通りの体にしたい!」
そう思った僕は書籍やネットで健康的に太る方法を調べて実践。
今では57kgまで増やすことに成功しました。
今回のテーマは 【逆食による体重減少の対策】
頑張って食べろ!という根性論ではなく無理せず健康促進しながら体重を元通りにする方法をお話します。
ダイエットもしてないのに激やせした原因と元に戻らないワケ!
まずなぜ体重が減るのか?
その原因を突き止めましょう。
原因は大きく分けて2つ。
② 体重が減ってしまう
あなたがどちらに分類されるかは次のどちらに当てはまるかで決まります。
詳しく見て行きましょう(^^)
① 食べても太らないなら”消化→吸収→排泄”のリズムが悪い
①の体重が増えないというのは「増やそうとしても増えない」という意味。
以前より食事量を増やしたり筋トレをして筋肉量を増やそうとしたり。
一般的に「太る方法」を実践してるのに体重が増えないケースです。
こういった①の原因は消化→吸収→排泄の循環が 上手くいっていないこと。
この中でも特に消化力の低下が体重が増えない理由になります。
たくさん食べたとしても消化できないから吸収ができない。
吸収できないから排出する。
普段より食べた量=出す量になり意味がなくなってしまうんです。
慢性的なストレスで胃の機能が低下していたり暴飲暴食で胃の負担が増加していたり。
消化力が低下させている行動が昨日までのあなたにありませんでしたか?
② 胃酸過多など症状がキツくて食欲が減った
②の体重が減ってしまうのは「減らしたくないけど減る」という意味。
食べたいけど食べられないなど食事量の減少が原因となります。
逆食になると辛いのが胸焼けや胃酸の逆流。
これが毎日のように続くと精神的にキツイですよね。
気持ち悪くなれば食欲も無くなるし胃もたれがくるってわかってるから食べたくないって気持ちも出てくる。
このように食欲不振や食欲減退が②の根本的な原因となります。
あなたはどちらが当てはまりますか?
それを考えながら対策を練りましょう(^^)
③ タケキャプなど処方された薬が体に合っていない
病院でもらった胃薬が効かない場合や副作用で下痢になることもあります。
僕の場合はパリエットで下痢気味にその後、ネキシウムに変えてもらって副作用が出ない様になりました。
もし『薬のせい?』と疑問に思ったら医師や薬剤師さんに相談しましょう。
痩せすぎは嫌!逆流性食道炎で痩せたときにとれる3つの対策
これまでの話をまとめると逆食による体重減少の理由は2つ。
- 消化力の低下
- 症状による食欲不振
ではそれぞれの対処法、体重を戻す方法をお話しますね。
① 胃の消化力を復活させて体重を元に戻す
一つ目の方法は消化力を高めること。
消化をキチンと行うことで必要な栄養分を吸収し余計なものだけを排出できます。
消化力を高めるに効果的なのは胃を温めることと負担を減らすこと。
具体例は以下の通り(^^)
【胃を温める具体例】
- 空腹時に白湯を飲む
- 冷たい飲み物を控える
- 日常生活で腹巻を巻く
- 寝るときに湯たんぽを使う
- ゆっくり呼吸をする
- ストレッチ
【負担を減らす】
- 腹八分目
- 食事の時間帯を固定する
- 食直後は動かない
- 咀嚼数を増やす
- 消化を促進させる薬や漢方を服用する
- 食事中の飲み物を控える
(胃酸が薄くなり消化に時間がかかるため) - 間食をしない
- ダラダラ食いをしない
これらの中から実践できそうなものを選び毎日の生活に取り入れてはどうでしょうか?
あと逆流性食道炎の時は食生活が重要。
食べていい食材とダメな食材を見極めて胃に負担がかからない食生活を意識すると良いです。
② 症状を一時的に緩める方法を知る
二つ目の方法は食欲不振への対応。
これは残念ですが完璧に食欲を戻すことは難しい。
でも胸焼けや呑酸を予防することで多少は食欲を元通りにすることができます。
一時的にでも症状を緩和して精神的なダメージを減らしましょう。
【胸焼け、呑酸の緩和と予防法】
- 食後ならガムを噛む
- 空腹時ならホットミルク、白湯を飲む
- 胃酸分泌抑制薬を服用
- 猫背の解消
- 横になる時は頭を高くする
- ベルト,衣装で締め付けすぎない
- 左側を下にして寝る
- 早食いをやめる
人によって効果の効き目が変わる。
まずは一通り試してから自分に効果の高い方法を選びましょう。
③ 睡眠の質を向上させるウラ技
三つ目の方法は睡眠の質の向上。
「寝る子は育つ」と言いますが寝ない方のデメリットを考えるべき!
睡眠時間が短くなるとストレスに弱くなったり自律神経が乱れ消化力が落ちます。
寝ると太るというより睡眠不足は万病の元として睡眠に一工夫を加えてみては?
僕が良質な睡眠のために行う方法は以下の通りです。
【寝る前にすると良いもの】
- 腹式呼吸
- マッサージ
- PCやスマホ操作は
- ブルーライト眼鏡や専用アプリを使う
- 音楽
- アロマを枕に一滴たらす
- 湿度50%と気温27°に設定
- 防音カーテンをつける
また寝る時に胸焼けがある場合は枕や寝る姿勢を工夫すると症状を軽くすることができます。
- 消化力を高める
- 症状を緩和させる
- 良質な睡眠をとる
これを徹底して健康的に太り体重を元に戻して行きましょう!
次は漢方や検査方法を見ていきます。
漢方も胃の負担を和らげてくれますし体重現象が別の病気の可能性もあるので一度、検査方法や似た病気を確認しましょう↓
体重減少は胃の消化力を取り戻せば自然と下に戻っていくケースも多い。
食べる量を一気に増やすのではなくまずは消化力を取り戻しましょう!
こんにちは。
突然メッセージ失礼致します。
私の父が逆流性胃腸炎になり、体重が減ってしまうし、気持ち悪さもあり、かなり落ち込んだ状態になっています。
こちらのサイトは逆流性胃腸炎 体重と検索して見つけて、かなり参考にさせていただいております。
ムカつきを収まらせたり体重の増やし方など、もし、教えて頂けたらと思いましてメッセージしました。
よろしくお願い致します。
コメントありがとうございます。
私も逆流性食道炎を患いで今も治療を行っていますが
体重の減少や気持ち悪さは辛かったです。
ムカつきに関しては
食後すぐの場合は胃酸の分泌を抑える薬を飲む、
そしてガムを10分ほど噛み、姿勢を良くしていました。
また食間や空腹時のムカつきならホットミルクや
ミネラルウォーターを飲み症状を緩和していました。
食べる量が同じで体重が減る場合は
体重は増やすというよりも
胃の消化力が元に戻れば自然と増えるので
胃の調子を整える漢方薬を試してはいかがでしょうか?
「内科 漢方」と検索すれば
お近くの病院が見つかると思います。