逆流性食道炎なら便秘に警戒!スルッと便秘解消して胸焼けを防ぐコツ

便秘が胃食道逆流症の原因になる?

便が溜まると胃酸が食道に逆流しやすくなるから逆流性食道炎の治療中に便秘は厳禁。

蠕動運動を促進させる方法や食事での食物繊維の正しい摂り方etc

便秘対策で胸焼けを解消する方法とは?

今回のテーマは 【便秘と逆流性食道炎】

僕は逆流性食道炎()の治療中、ずーーっと便秘と戦っていました。

戦う理由は一つ。

便秘と胃食道逆流症はメチャクチャ相性が悪いから。

今回は治療中に効果を実感した便秘の解消法や予防法をお話します。

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便秘で”腹圧”がかかると胃酸過多による胸焼けを感じやすい!

なぜ、便秘の解消や予防をしなければならないのか?

それは便秘が逆流性食道炎を悪化させる原因になるからです。

…というのも便が詰まっていると胃は腸から圧力がかかり逆流しやすくなる。

お腹に脂肪がつくと腹圧が上がって逆流性食道炎の原因になりますがそれと似た状況になるんです。

口からお尻まで消化器官は一本に繋がっているので腸へのケアも大切ってこと(^^)

薬を使わないで今日からできる便秘対策を実践!

便秘の解消法

ではそんな逆食中に注意すべき便秘これを自力で予防する方法を考えていきましょう。

全部で3つの手段があります。

どれも簡単なので一度、試してみて自分に効果的な方法を見つけるといいですよ(^O^)

① 腸の運動を活発にして便意を促す

一つ目は腸の動きを活発にすること。

これには2つの方法があります。

それは『温めること』『副交感神経を優位にさせること』

直接、お腹(内蔵)を温めて腸が動きやすくする。

さらに消化-吸収-排泄をコントロールする副交感神経を高めることが大切。

具体的なやり方は以下の通りです↓

【お腹を温める】

  • 湯たんぽをお腹に当てる
  • 腹巻(キツくない程度に巻く)
  • 朝食前に白湯

【副交感神経を高める】

  • 腹式呼吸
  • ストレッチ
  • 散歩、ウォーキング

これらを行うことで腸の蠕動運動が活発になり結果として便が出やすくなります。

寝るときや移動中にも実践できるので時間も取らずに試せますよ!

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② 2種類の食物繊維で便の量と硬さを調整する

よく「食物繊維で便秘を解消できる」

なんて言葉を聞きませんか?

別に間違ってはないのですがむやみに食物繊維を取るのは危険。

便秘が悪化する原因にもなります。

そもそも食物繊維には2種類あって便の量を増やす不溶性食物繊維と便を柔らかくする水溶性食物繊維に分けられます。

これを知らずに不溶性食物繊維ばかり摂るとどんどん便が固くなり逆に悪化してしまう。

だから正しい言い方としては『2種類の食物繊維をバランスよく摂ると便秘が解消される』なんです。

理想は1:2=不溶性:水溶性このバランスがベストと言われています。

便のかさを増やして柔らかくして出やすい状態を作りましょう。

参考までに2つの食物繊維の代表的なものを挙げておきますね。

【不溶性食物繊維】

  • ごぼう
  • ふすま
  • 納豆
  • 豆類
  • きのこ類

【水溶性食物繊維】

  • リンゴ
  • こんぶ
  • わかめ
  • 納豆
  • アボガド
  • オクラ

③普段の食事でオリゴ糖を摂り腸内環境を整える

腸の動きを活発にさせて便が出やすい状態を作る。

これが先ほどの2つの目的でしたね。

最後の1つは腸内環境

腸内環境を良くして整腸すれば健康的に便通が良くなります。

もともと僕たちの生活や食事では腸へのダメージが大きく悪玉菌の割合が多くなりがち。

そこで増やしたいのが善玉菌(ビフィズス菌)

このオリゴ糖というのはビフィズス菌のエサになるので整腸効果があるんです。

【オリゴ糖が含まれる食材】

  • 調味料…味噌、しょうゆ
  • 食材…大豆、バナナ、ごぼう
  • 飲み物…牛乳

これらを摂取して腸内環境を整えて(善玉菌を増やして)便が出やすい環境を作りましょう!

  1. 腸を温める
  2. 副交感神経を高める
  3. バランスよく食物繊維を食べる
  4. オリゴ糖で腸内環境を整える

これを実践すれば薬を使わずに便秘を解消できます。

「自力で何とかしたい」

「これ以上、薬を飲みたくない」

もしあなたが、こう考えているのなら自力の便秘解消法を試してみては?

あと便秘対策と並行して食生活も見直すと逆流性食道炎の対策に効果的ですよ↓

記事:食生活や生活習慣など!逆流性食道炎の自力ケア!

記事:パリエットによる副作用での便秘に要注意!

記事:逆流性食道炎がスッと楽になるツボの一覧

このサイトは胃の不調に関する様々な情報を載せています。

気になる記事があったら読んでみてはどうでしょうか?

ではまた次の記事でお会いしましょう(^^)。

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