逆流性食道炎で使われるガスモチン(モサプリド)の効果と副作用は?

服用する上で気をつけることって?

逆流性食道炎の治療で病院の医師から処方されたガスモチン。

胃炎の症状の改善にも使われるこの薬。

そんな薬の効果副作用についてお話します。

市販薬(ガスターetc)にはない、ガスモチンの効果と副作用って?

逆流性食道炎になった人の多くに処方される薬『ガスモチン』

僕自身、消化不良胃もたれで悩んでいた時にガスモチンを服用して非常に助けられました。

しかし一方でガスモチンの意外な副作用がネックになったのも事実。

そこで、この記事では実際に服用して気づいた「ガスモチンの効果と副作用」をお話します。

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ガスモチン使用前の僕の症状は胸焼けと胃もたれ

ガスモチンを服用する前の僕の症状は主に「胸やけと胃もたれ」。

胸やけは食後も食間もありました。

食欲自体はあり、食べた直後は何の症状もありませんでした。

30分くらい経つと胸やけ3時間ほど経つと胃もたれが続きました。

ガスモチンと併用した薬と使用後の効果

ガスモチンの効能

病院に診察を受けると医師からガスモチンを含む3種類の薬を処方してもらいました。

処方してもらった薬は以下の通り。

  • ガスモチン5mg
  • プロテカジン10mg
  • ムコスタ100mg

他の2種類に関しての効果と副作用については以前、記事に書いているのでそちらを読んでください。

記事:プロテカジンの副作用とその対処法は?

プロテカジンは胃酸の分泌を抑える薬。

これが胸やけに対する薬。

一方ガスモチンの効果はgooヘルスケアのサイトを引用すると

【ガスモチンの効果・効能】

慢性胃炎における腹部膨満感,
上腹部痛,食欲不振,胸やけ,悪心,嘔吐

[モサプリドクエン酸塩水和物のみの適応症]
経口腸管洗浄剤によるバリウム注腸X線造影検査前処置の補助

引用元 http://health.goo.ne.jp/medicine/3060

胃もたれ吐き気の改善のために処方された薬だということがわかりますね。

僕の場合は実際に服用してすぐ効果があったわけではありません。

3日~4日くらいして徐々に胃もたれを感じなくなり1週間ほどで完全に解消されました。

胃もたれに関しては薬の服用中は全く悩まされることがなくなり僕もすごい助かりましたよ!

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意外な副作用は胃食道逆流症の天敵だった!

効果だけであれば素晴らしかったのです。

ガスモチンには意外な副作用がありました。

それが『食欲の増進』です。

ガスモチンを服用して1週間ほど経つと明らかに1食で食べる量が増えました。

お腹一杯という感覚にならずずーっと食べてしまうんですね。苦笑

逆流性食道炎の治療には腹八分目の食事は重要なのですがその食生活の実践が難しくなりました。

またすぐお腹が減るようになり1日3食というのも守るのも大変(^_^;)

胃の消化を助けてくれるのがガスモチン。

でも助けすぎて食べる量が増えてしまうのは僕にとっては意外な副作用となりました。

ただ、この副作用は誰にでもあるものではなく人によっても効き目は変わってきます。

それに、あなたが逆流性食道炎になって食欲不振になっていたとしたらこの『食欲増進』は効能になりますし。

なので食欲増進というのは100%悪ではなく人によってはプラスにもマイナスにもなる働きだと言えますね。

逆流性食道炎の予防、改善のために必要な腹八分目の食事。

これを難しくさせる副作用(効能)がガスモチンにはありました。

もし服用していて食欲が増してきたら医師と相談しながら服用する量を調整。

必要以上に食べないように心掛けてください(^O^)

次は薬が効かない時の対処法と自分で緩和する方法をまとめました。

記事:逆流性食道炎で処方された薬が効かない時の原因は?

記事:薬以外の方法で!逆流性食道炎を治していく方法

記事:逆流性食道炎が悪化する食材と理想の食事内容は?

薬を飲めば勝手に治る…というほど簡単な病気じゃない。

それを自覚しないとこの病気はなかなか良くなりません。

一緒に少しずつ改善していきましょう(^^)

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