ひどい吐き気が治らない!!
朝の寝起きや食後にくる吐き気毎日のように症状が出るから辛い(>_<)
市販薬の吐き気止めも効かないしどう対応していけばいいのか?
そんな胃食道逆流症による吐き気の原因を2つに分けてそれぞれの対策を練ってみた。
気持ち悪くて夜中に起きる最も逆食が酷い時期の僕の最大の悩みでした。
治療を継続して改善してからは吐き気なしの状態になりましたが当時の辛さは今でも覚えています。
今回のテーマは 【逆食の吐き気対策】
原因から対処法についてお話していきます(^^)
吐く感じや嘔吐しそうになる原因を突き止めれば対処できる
まず、なぜ逆食になると「吐きそう」な感覚があるのか?
僕が思うに吐き気の原因は大きく分けて2つあります。
一つ目の吐きそうな感覚の原因は『消化不良の気持ち悪い感覚』
胃の消化力が低下すると食後も消化に時間がかかり胃に長時間、食物が留まります。
これが胃もたれや消化不良感になる。
これがずーっと続くと「吐き気」の感覚が生まれてしまう。
胃にモノが溜まっていて「吐いて楽になりたい」というのが僕個人の感想ですね。
(感覚なので表現は人それぞれですが…)
長期的なストレスがある人。
精神的な負荷で胃がキリキリする人。
または自律神経の不調により吐き気の他に、めまいや頭痛がある人。
こういった人がなりやすいのが消化力低下による吐き気と言えます。
そして二つ目の原因として考えられるのは『実際に胃酸が逆流してきて吐きそう』
先ほどは、あくまで吐きそうな感覚の話。
ですが、これは実際に食道を上がってきて嘔吐の可能性があるものです。
下部食道括約筋という筋肉を知っていますか?
これは胃の食物が食道に上がって来ない為に普段はフタの役割をしている筋肉のこと。
逆流性食道炎になるとこのフタが緩んでしまう人がいてそれで逆流しやすくなるんですね。
実際に上がってきてるのだから気持ち悪くて当たり前です。
お酒やカフェイン、肉をよく摂取する人、姿勢が悪い、肥満になった人。
また吐き気の他に喉の違和感や詰まり咳や痰、ゲップが多い人がこの原因が当てはまります。
それぞれの原因から吐き気の症状を抑える方法を考える
『消化不良感による気持ち悪さ』
『実際に逆流している』
この2つが吐き気を引き起こす要因だ!
…という話をしました。
では次に、この2つの原因から吐き気を緩和、予防する方法を一緒に考えていきましょう(^^)
症状をゼロにするのは難しいですが抑えることは可能です。
① 消化不良の改善は薬と食生活、自律神経にあり!
消化不良の解消には3つの方法があります。
一つ目は「薬」に助けてもらうこと。
もし飲んでないなら医師に「消化を促進させる胃薬」を頼んでみてはどうでしょうか?
僕の場合はガスモチンやプリンペランで消化不良感は多少、軽減しましたし一番、効果が出るのが早い方法です。
(あと漢方を飲むというのもアリですね。)
二つ目は食生活を見直す。
消化力が落ちている時にオススメなのは『噛む回数を増やすこと』です。
咀嚼は消化活動の中で唯一自分でコントロールできるものですよね?
胃の消化力が落ちている時いつもより「よく噛む」ことで負担を和らげることが可能。
よく噛めば少ない量で満腹感を味わえて、それも負担を軽くするので一石二鳥♪
目安としては1口50回ほど。
口の中の固形物が無くなるまで噛みまくります(笑)
1週間ほどで胃もたれが治ったのでぜひ試してみてください。
三つ目は自律神経を整えること。
自律神経とは自分の意志とは関係なく動く神経のこと。
消化活動や呼吸、発汗作用などの活動を司る神経のことです。
この自律神経が乱れれば消化活動がうまく行かなくなったりストレスに弱い体になってしまいます。
逆食の原因がストレスと言われているのもこの神経が乱れてしまうのが一因ではないでしょうか?
そんな僕たちにとって大切な自律神経を元通り、正常に働かせる為に必要なのが「睡眠」と「運動」です。(^^)
睡眠時間をしっかり確保し適度な運動(特に有酸素運動)を行うことが自律神経を整えるのに有効。
適度な運動といっても構える必要はありません。
通勤、通学で1駅分歩くとか階段を使うとか、ストレッチするとか…
その程度で十分です。
効果が出るまで1ヶ月ほどかかるので気長に続けられるレベルを設定して実践するのがオススメですよ(^^)
② 食事と姿勢で胃酸の逆流を遠ざける
次は逆流による吐き気を抑える方法をお話しますね。
まずは先ほど話したアルコールやカフェイン、肉の 摂取を控えること!
お酒とコーヒーはできれば0に。
肉は赤みとかささ身、魚で摂取します。
次に姿勢を気をつけること。
特に猫背やデスクワークの人は積極的に改善に努めてください。
猫背の解消法については以下の記事で消化しています。
明け方に吐き気がある場合は寝方に問題がある可能性が高いです。
胃の形を考えて逆流しにくい寝る向きを実践すれば軽減することができます。
空腹時、睡眠中、寝起き、食後
どういった時に吐き気を催すのか…
それを考えながらこれらの対策を選んでみては?
(あと咳や痰も酷い場合はたばこも辞めてくださいね。)
吐き気に関する今回の内容のまとめ
では最後に今回の記事の内容をもう一度、確認しておきますね。
[吐き気の原因]
- 消化不良による気持ち悪さ
- 実際に逆流してきて吐きそう
[吐き気の対策(消化不良ver)]
- 咀嚼数
- 腹八分目
- 睡眠時間
- ストレス
- 消化を促す薬を飲む
- 有酸素運動
[吐き気の対策(括約筋の緩みver)]
- 寝方 空腹時
- 食後の姿勢、食事後
- アルコール、カフェイン、肉を控える
- 禁煙(一時的でも)
比較的、すぐ効果が出るものと一定期間、継続しないといけない対策この2つを紹介しました。
次は食生活や治し方について自宅でできる逆流性食道炎のケアこれを見てみました。
吐き気がひどい場合は両方やるのがベスト。
軽くなって来たら自分に効果がある方法を取捨して対応していきましょう(^O^)