逆流性食道炎による胸の痛み!胸痛の場所と痛みを減らす対処

胸が痛いのも胃食道逆流症の症状?

逆流性食道炎を患ったと同時に胸に脈打つズキンズキンとした痛み。

これも逆食の症状なのか、それとも違う病気なのか…

僕が同時期に体験した肋間神経痛との痛みの違い

病気の見分け方をお話していきます(^^)

胸の痛みが別に出てきた!

逆流性食道炎と診断され1ヶ月ほど経ってから胸に痛みが走りました。

実はこの胸痛いも逆食の代表的な症状なのですが…

胸痛自体は別の病気でもありえますし簡単に見分ける方法があれば便利だと思いませんか?

今回のテーマは 【逆食の胸痛の見分け方】

僕が治療中に発症した肋間神経痛と比べて逆食の胸痛がどう違うのかお話していきますね(^^)

スポンサーリンク


逆流性食道炎で胸が痛くなるのは『胃酸』のせい

なぜ胃酸が逆流する病気で胸が痛くなるのでしょうか?

それは『酸』が 体内で刺激を起こすからです。

体内で分泌される酸とはもちろん『胃酸(胃液)』のこと。

胃液は胃の中では食物を溶かし分解することが出来るのです。

これが胃以外に流れると流れた部分を攻撃してしまいます。

逆流性食道炎とは胃液が食道に上がってくる病気ですよね?

食道は胃のように酸に強くはできていません。

それにより食道やその近くにある気管が炎症を起こしたり刺激されてしまう。

それが痛みとなって症状が出てきます(>_<)

胃液が逆流するという点では同じでも、それが胸焼けとか胸痛とか 表面に現れる症状は変わってくるんですね。

記事:胸焼けをスッと解消できる飲み物

似た症状の『肋間神経痛』に注意!痛む場所と痛み方で見分ける

逆流性食道炎で胸が痛い

胃液が上がって来ることで胸痛が起こる。

それが逆食による胸痛の症状ですが胸痛は逆食だけの症状というわけではありません。

…ということで、次は逆食による胸の痛みと勘違いしやすい似た病気についてお話しようと思います。

(実際に僕が体験したので…)

その病気は肋間神経痛という症状。

肋間神経痛(ろっかんしんけいつう、intercostal neuralgia)とは、
ろっ骨に沿って走る神経が何らかの原因で痛む症状のこと。

引用元 Wikipedia

僕は胃食道逆流症になってから睡眠時は頭の位置を高くして寝るようにしてたんです。

すると寝てるときに自然と背中を丸めて眠り、それが何日も続いたことで圧力をかけて この神経を痛めてしまいました

全く別の病気なのですが、逆食が引き起こしたという意味では併発しやすい病気なのかも。

(逆食になってなかったら肋間神経痛は発症しなかったと言えるので)

この2つの病気は場所と痛み方で見極められます

肋間神経痛により痛む場所は肋骨に沿った神経の通り道。

(僕の場合は体の中心でみぞおちの真上の骨でした。)

一方で逆食の場合は食道や気管、喉に痛みが出現。

肋間神経痛の神経より上、または体の内側に痛みが生じます。

痛み方の違いとしては肋間神経痛は神経の痛み。

胸に圧をかけたり背中を丸めると痛みが酷くなります

(時間帯は関係なく出るのも特徴です。)

一方で逆食の場合は痛みは痛みでも『焼けるような痛み』

胃液の炎症による痛みなのでその痛みの違いを見極めてください。

また逆食の場合は食後や空腹時など痛みが時間と関係していることが多い

それらに法則がないか一日の流れを確認してみましょう。

あと胃液の逆流が原因の場合は気管を刺激するので胸痛の他に咳や喉の違和感、息苦しさが併発するケースもあります。

胸痛以外にどんな症状があるか自分の体を再チェックしてください(^^)

スポンサーリンク


胸痛の対処法は胃酸の逆流を防ぐことから

この胸痛の原因は胃酸の逆流にあります。

なので対処法としては逆流性食道炎の治療をしっかり行うこと。

  • 胃酸分泌抑制薬を飲む
  • アルカリ性の飲み物を飲む
  • ガムを噛む(唾液を増やす)
  • 睡眠時間の確保
  • ストレスを上手に解消する
  • NG食材を食べない
  • 猫背の矯正
  • 刺激物やアルコールは控える

これらの治療法をもう一度チェックして実践していくことが大切です。

これらの治し方に関しては次の記事で一覧にしてるのでそちらを参考に↓(^O^)

記事:逆流性食道炎を自力で改善する方法はこちら

記事:胃痛でチクチクする時の原因と対処法

記事:食事で気を付けたい逆流性食道炎ケアとは?

胸痛の症状は病気が長期化したり病状が重い時に出る…という意見もあります。

薬を飲むだけでなくあなた自身が出来ることをやって逆食と向き合っていきましょう。

ではまた。

スポンサーリンク