逆流性食道炎には牛乳!豆乳やホットミルクは胸焼け・胃酸過多に効果あり!

ホットミルクで胸焼けが解消される?

辛い胸焼けや呑酸を緩和したり、症状自体を予防するときに牛乳(ホットミルク)が役立ちます!

  • 豆乳の方がいいのか?
  • 飲むタイミングは食事から何時間空ける?
  • 妊婦(妊娠中)の注意点は?

これらの疑問を考えていきます(^^)

私が逆食の治療中に助けられた飲み物のNo.1は牛乳でした。

他にもヨーグルトや麦茶、カフェイン0の飲み物も効果はありました。

でも胸焼けの応急処置として牛乳より勝るものは他になかったと思います。

この記事では牛乳の効能や、胸焼け時に効果のある飲み方、飲むタイミングを解説します。

逆流性食道炎の中でも、特に胸焼けや呑酸悩まされるなら必ず役に立ちますよ(^^)

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ミルク・豆乳は食道に逆流してきた胃酸を中和する!

なぜミルクを飲むと、胸焼けた呑酸が軽減されるのか?

それは液体のpHが理由です。

(高校生の科学で勉強した分野です。)

一言で言うと胃酸は酸性。牛乳はアルカリ性なんです。

酸は名前のイメージ通り溶かしてしまう性質をもっています。

ただアルカリ性の牛乳を混ぜることで、中和されて酸性が薄くなるんですね。

また牛乳はドロっとしてるので、食道や胃の中にいる時間が長い。

だから胃酸を中和しやすいというわけです。

なので牛乳を飲むことは根本治療とはならなくても、症状への応急処置としては非常に有効!

牛乳と豆乳、どっちが良いとか違いはある?

逆流性食道炎で牛乳

最近は豆乳ブームで、健康を気にするなら牛乳より豆乳って流れになっています。

それは逆流性食道炎にも共通することでしょうか?

結論から言うと『どっちでも構いません』

豆乳のほうが消化が良いのですが、だから牛乳は×ということにはならない。

味が好きとか飲みやすい方を選ぶと良いです。

そもそも逆流性食道炎は、どんな食べ物・飲み物がキッカケで症状が出るか個人差があります。

だから豆乳で胸焼けになる人もいるし、牛乳で症状が出る人もいるかもしれません。

大切なのは一度だけ試してみること。

一般論ではなく、あなたの体がどちらで効果があるのか知ることです。

僕の場合は豆乳ではピンとこなくて、牛乳の方が即効性がありました(^O^)

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飲むタイミングが大事!食後すぐは避けて、寝る前はホットミルクを!

飲むタイミングは、とても重要です。

タイミングを間違うと、牛乳が逆食の原因にもなりかねません(^_^;)

…というのも先ほど言った通り、牛乳は胃酸を薄める効果があります。

食間や空腹時なら胃酸を薄めるべきなのですが、食直後ならどうでしょうか?

消化しないといけないから胃酸が出ているのに、牛乳で胃酸を薄めて消化力を低下させる。

これだと消化不良胃もたれになりかねません。

牛乳を飲む最適な時間は、胃の中に食べ物が入っていない時。

具体的には食後2~3時間たってからか、食前・空腹時・寝る前などが有効です。

さらに寝る前ならホットミルクが良い!

逆食になると夜中に起きたり睡眠の質が下がってきませんか?

ホットミルクを飲む習慣をつければ、睡眠にスッと入りやすくなるのでオススメ。

温かい飲み物なら胃もリラックスするので、そういう意味でもアリですね。

僕は夕食前と寝る前のホットミルクが必須でしたよ(^^)

【妊婦さんへ】妊娠中なら胃薬より対処療法の徹底を!

僕は男なので体験はできませんが、妊娠中でも腹圧がかかり逆食の症状がでるケースがあるようです。

この時は原因が全く違ってくるので、胃薬や胃酸分泌抑制薬は控えましょう。

お腹に赤ちゃんがいるのが理由なので、そもそも胃薬は効果が薄いと思います。

(薬を飲むのも抵抗があるかもしれませんね)

それよりも徹底した対処療法が必要で、そのために咀嚼をしたり今回、説明した牛乳を上手に活用してください。

他の対処法は以下の記事でまとめてあります。

妊娠中(妊娠後期)でも実践して負担がないものを選んで、読んでいただければと思います(^^)

記事:自宅で逆流性食道炎を対策する方法はコチラ

記事:逆流性食道炎を楽にする食事の仕方

記事:逆流性食道炎に良い飲み物とNGドリンク

牛乳は飲むタイミングさえ間違えなければ、症状を楽にしてくれる素晴らしい飲み物です。

胃酸を薄めて食道や胃を守りましょう!

逆食を緩和させるまでは、僕は牛乳に頼りきってました(^_^;)

あなたも牛乳を活用してみては?

ではまた次の記事で(^^)

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