食道癌になりやすいの!?
逆流性食道炎を患って2年目。
このまま症状がスッキリしないと胃や食道の癌のリスクが高まる?
なぜ、そう言われているのか?
確率が高まる3つの要素から治療の重要性を再確認しましょう。
先日、テレビを見ていたら逆流性食道炎についての番組が放送されていました。
最近は患者数が増加しているということで取り扱う番組が増えてますよね?
最近ではテレビ東京の「主治医が見つかる診療所」でも放送してましたし…
今回、見ていた番組は確かTBSだったと思うのですがその中で気になる箇所がありました。
その箇所というのは『逆食で癌になる可能性もある』…という一文。
「えっ!?本当に!!」
たんなる胃の不調だと思ってたのに癌のリスクが高まるなんて…
テレビではサラっと紹介してただけなので僕なりに信憑性について考えてみることにしました。
食道癌のリスクが高まる理由は食道の変化?
なぜ逆流性食道炎になると食道の癌に繋がると言われているのか?
それを調べてみるとアステラス製薬のHPで以下の文を見つけました。
逆流性食道炎を放置していると、
食道粘膜の表面にある組織が、
胃の粘膜に似た組織にかわってしまうことがあります。これをバレット食道といいますが、
引用元 http://www.astellas.com/jp
バレット食道が胃酸などの刺激を受け続けていると、
ごく稀にですが、がんを起こすことが知られています。
このように食道に胃液が上がり炎症が長期化してしまうと食道がその状況に対応して変化する。
変化した食道(バレット食道)が後に癌を起こす可能性があるとのことです。
逆流性食道炎から最悪の結果になる確率を高める3つの要素
こうして調べてみると癌化のリスクを高めるのは3つの要因があると考えられます。
(あくまで僕の推測ですが…)
人それぞれの症状の種類と度合い
まず一つ目は症状の種類。
逆流性食道炎としってもその症状の辛さや重症度は一人一人違います。
僕の場合は空腹時の胸焼けや胃もたれ、睡眠時の呑酸や咳が特にキツかった。
人によっては背中が痛いとか胸が痛い、胃痛だとか自覚する症状が変わってきます。
胃もたれより呑酸の方が食道を胃液で刺激して ガンの確率を上げると思いませんか?
このように自分が特に感じる症状で将来的に癌になる可能性が変わってくるのではないでしょうか?
治療期間が年間単位で長い
次に考えられるものは治療期間。
もともと、逆食の治療期間は長くすぐに完治しないで再発しやすいという面倒な病気です(^_^;)
それを差し引いても数年間ずっと治療を続けていると食道の炎症が酷くなる。
その長期化した治療が癌にも繋がるのではないでしょうか?
特に加齢による括約筋の衰えで胃酸が逆流しやすくなった場合、完治が難しいので危ないと言えます。
免疫力も落ちてくる時期なので高齢での逆流性食道炎は食道がんを徹底マークする必要がありますね。
逆に40代より若い世代では運動不足や食生活を見直して一日でも早く治すことがリスクを下げる方法と言えます。
薬を飲んで症状を押さえてるだけ
逆流性食道炎と診断され1年後。
僕は経過を見るためにもう1回、胃カメラ検査を行いました。
その時には胸焼けは全くなく胃もたれや胃痛がたまにある程度。
薬の量も減らし漢方のみで生活を送れていたときでした。
「もう何も問題はないだろう」
そう安心しきっていたのですが検査後に医師から「少し食道に炎症があるね」とのこと。
自分では自覚症状がなくてもまだ食道が荒れていたんです。
このように治療中に自分の勝手で薬を飲まなくなったり、症状がおさまったからといって元通りの食生活に戻すのは危険。
自分では気づいてないだけでまだ食道が炎症を起こしている可能性があります。
これも先ほどの理由と似てますが長期間、食道を刺激しつづけるので確率が高くなると言えますね。
やはり逆食は目で見てしっかり診断する胃カメラを定期的に飲むのが一番。
自己判断で辞めるとまだ治ってない可能性があります。
また薬で押さえ込んでるだけだと生活習慣を見直さないケースが多い。
これもすごく危険!
…というのも、逆流性食道炎になる生活は食道がんのリスクも高めると言われています。
- よく飲酒する(お酒に弱い)
- 喫煙者
- 熱いもの、辛いものが好き
- 野菜、果物を食べない
このように薬で症状をなくすだけで悪い生活習慣を続けるのも癌化の確率が上がるので要注意。
大切なのは症状を緩和と正しい治療法
こうして見てみるとすぐに癌になるわけではない。
…というのは、わかりますがそれでも不安は拭えませんよね?
やはり症状が軽くなったからといって薬を辞めたり、通院を中止するのは将来のリスクを高めることになる。
不安を少なくする為にも様々な治療法を試して病状を改善する方がいいみたい。
まだ試してない解消法や治療があるかこちらでチェックしてみてください。
リスクに怯えるなら病院の治療と今までの生活の見直しを!
(特に喫煙とアルコール)
自分でコントロールできる事から癌化の確率を減らしていきましょう!
今回の記事は以上となります。