飲んだらいけない飲み物がある!
逆流性食道炎が発症したら飲んで良い物、悪い物がある。
症状を誘発するドリンクや消化力を高める飲み物。
就寝前に飲むと胸焼けを予防できる物など個人の経験談からお話します。
今、コンビニに行けば数多くの種類のドリンクが販売されていますよね?
どれも大体同じ値段くらいで量も同じ。
味の違いを、その日の気分で決めて選んで飲んでる毎日。
普段ならそれが普通なのですが逆流性食道炎の治療中はそうはいきません。
胃酸が上がってきやすい状態では『飲んではいけない飲み物』があります。
…ということで今回のテーマは 【逆食と飲み物の相性】
- 胸焼けを軽減するもの
- 消化力をあげる効果のあるもの
- 飲んではいけない飲み物
これらを中心にお話しますね(^^)
ではいってみましょう!
コーラなどの炭酸水やアルコールはダメ!胸焼けしやすい飲み物
まず、患者にとって大事なのは、避けた方がいい飲み物を知ること。
いくつか種類があるので一覧にまとめてみました。
【飲まないほうが良いドリンク】
- 炭酸、炭酸水
- 辛いもの
- すっぱいもの
- 甘いジュース、清涼飲料水
- カフェイン全般
- アルコール全般
炭酸は空気が上がってくるのでその時に胃酸も上がってきやすくなります。
辛いものは胃を荒らしてしまいますし酢っぱいものも胸焼けリスクを高める。
カフェインは胃酸を分泌するので胃酸過多の状態になりますし。
アルコールは食道と胃を結ぶ、下部食道括約筋が緩み逆流しやすくなってしまいます。
以上の理由から、これらの飲み物は自分から進んで選んで飲むのはNG。
できれば0に。限りなく摂取量を減らす努力が必要です。
「それじゃ飲む物がない!」…とあなたが思ったならそれはけっこう重症です。
だから逆流性食道炎になった…と言われても仕方がありません。
ポカリスエットやヤクルト、野菜ジュースなどの飲み物も要チェック
また一般的には体に優しいと言われている飲み物。
これも安全とは言い切れません。
こういう飲み物は飲む前にメモをとるのがオススメ。
メモをとることで自分がどんな飲み物なら大丈夫でどんな飲み物なら胸焼けになるかがわかります。
なのでスポーツドリンクやカルピス、栄養ドリンクやココアなど
「これって大丈夫かな?」と思ったらスマホにメモしておくことをオススメします。
逆流性食道炎で飲んでもOKな飲み物は『麦茶・白湯・牛乳』
次は逆食を患っていても、飲んで良い飲み物を見ていきましょう。
普段の食事や、ふと喉が乾いたときこれらのドリンクがオススメです。
『飲んでも良い』というより『飲んだ方が良い』と言える効能を持つものもあります。
そんなGOODドリンクはこちらの3種類。
【飲んでもOKドリンク】
- 麦茶
- お湯(白湯)
- 牛乳(できればホットミルク)
これ以外にもカフェインが少ない、お茶類はどれでも飲んでOK。
ただ治療、ケアを徹底するなら白湯、麦茶、ホットミルクこの3つが良いですね。
麦茶については胃粘膜を保護する役割もあると言われてますし白湯は消化力を高める効果を持ちます。
さらにホットミルクは空腹時の胸焼けを感じたときに飲めば症状を緩和できます。
あなたの体調に合わせてこの3種を飲み分ければ力強い味方になってくれますよ!
白湯の作り方に関しては以下の記事で詳しく説明してるのでそちらを参考に(^O^)
いつも夜中に胸焼けで起きるなら白湯を作って水筒に入れておくと便利。
就寝前だけは牛乳は控えましょう。
(消化に時間がかかるので)
白湯については妊娠中の妊婦さんでも安心して飲めるので、そういう意味でもオススメできる飲み物ですね。
コンビニや外食時は飲み物の”温度”も考慮する
自宅では白湯を作ったり電子レンジで牛乳をホットにしたり麦茶を常備しておけばいい。
…ただ外に出てる時は、この3種って手に入れにくいんですよね(^_^;)
外食の時、喉が乾いたときはどうすればいいのか?
気をつけるのは【温度】です。
外で販売してるドリンクってめちゃ冷たいですよね?
実はこの冷たさも逆食持ちにとってはデメリット。
冷たい液体が胃に入ると血流が悪くなって消化力が落ちてしまうんです。
なので外出時に何か飲む時は氷を入れないようにしてもらうか。
ゆっくり飲んで口の中で温度を調節するといいですよ(^^)
もちろん、先ほどのNGドリンクは飲まないことは大前提。
それにプラスして温度に注意すれば症状が悪化することはないでしょう。
- 症状を誘発するドリンクは控える
- 白湯、ホットミルク、麦茶を飲む
- 外出時は温度に注意する
この3点を意識して治療中は過ごしてみてください。
体調が上向きになります。
次はツボや症状の緩和法について情報をまとめてみました。
根気がいる病気でも上手く付き合っていけば日常生活で困ることは減ります。
そのために当サイトの情報を役立ててみてはどうでしょうか?