逆流性食道炎に似た症状に注意!似てる病気と間違えやすい症状まとめ

全く別の病気かもしれない!?

治療が長引く逆流性食道炎。

長い時間かかるからこそ

別の病気かも…」なんて考えが浮かんできませんか?

そこで逆食の似た症状がある、いくつかの病気をピックアップ。

それらの病ではないか一度、確認してみましょう(^^)

これって違う病気じゃないの?

薬を飲んでも治らない時、治療がずーっと続いて通院してる時、僕は医師の診察を疑っていました。

その気持ちわかってくれますか?笑

疑いたくもなりますよね。

だって胃もたれとか胸焼けって逆食だけではないし…

腹部の痛みも色んな病気の症状でもあるだろうし…

特に胃カメラを受ける前は自分の症状をググって一喜一憂する日々。

自分のカラダに一体、何が起きてるのか?

それがハッキリとせずモヤモヤしてました。

今回のテーマは 【逆食に似た病気】

逆流性食道炎と似た症状の病を今からお話していきます。

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胃がんや十二指腸潰瘍など逆流性食道炎と勘違いしやすい症状

症状がソックリの病は3つあります。

確認していきましょう。

信用性が高いサイトのチェック項目も載せています。

「この病気かも…」と思ったらそのサイトで自己診断した後に内科へ診察にいきましょう(^^)

① 胃潰瘍や胃がんなど胃の病

まず間違いやすいのは胃の病気です。

逆食も胃の不調により起こる病。

勘違いしやすいのも当たり前ですよね?

胃潰瘍胃がんなどは胸焼け、胃もたれなど逆食の症状と酷似してます。

胃潰瘍の3大症状は「胃痛」「胃酸過多」「出血」

胃がんの場合は胃もたれ、吐き気、ゲップなど消化不良系の症状が多いですね。

胃潰瘍と胃癌のどちらも逆食の症状として多いですし症状だけで区別するのは難しい。

どちらの病も早期発見が大事なので少しでも疑いがあれば胃腸科で診てもらった方がいいですよ。

この2つの病のチェック項目は以下のサイトにあります。

参考:胃潰瘍の自己診断はこちら

参考:胃がんの症状チェックはこちら

② 胃に近い場所にある十二指腸の病

胃の付近にある十二指腸の病も逆食の症状とにているので注意。

十二指腸潰瘍は胃潰瘍と同じで傷ついた粘膜に胃酸が触れて起きるものです。

胃でなるか、十二指腸でなるかの違いですごい似た病気と言えますね。

主な症状としては以下の通りです。

  • 食欲不振
  • 胃痛(キリキリ)
  • 胸焼け
  • 空腹時の腹痛
  • 背中の痛み

十二指腸潰瘍は比較的、若い世代でもなるのでそういう意味でも間違えやすい。

(逆流性食道炎の発症も近年、若年化してますし)

痛む場所などで見分けられますが素人の判断は危険です。

こちらのチェック項目で疑惑が大きくなったら診察を!

参考:十二指腸潰瘍の症状チェックはこちら

③ 全く別の心臓の病の可能性も?

先ほどまでの病気は胃や胃に近い臓器の病でした。

それらとは全く違うのですが実は心臓の異常も逆食と間違えやすいんです。

その間違えやすい病は「狭心症」

問題がある臓器は全く別なのに症状がにているので危ないです!

狭心症とはどんな病気なのか?

狭心症とは、心臓の筋肉へ供給される酸素が
不足するために起こる、一時的な胸の痛みや圧迫感のことです。

狭心症は、胸骨裏の不快感や圧迫感として感じられます。

そして狭心症でよくある症状が胸痛

食道の裏側に心臓があるので痛みのある高さは同じ。

だからこそ間違えやすく厄介なんですよね(^_^;)

他の症状でも痺れや胸焼けなど逆食でもありえるものが多い。

こちらもチェック項目で一度、確認しましょう。

参考:狭心症かを自己診断するならコチラ

胃炎や機能性胃腸症は逆流性食道炎とほぼ違いがない症状がでる

逆流性食道炎と似た症状

次は似てる病気の中でも特に区別がつきにくいものを分類しています(>_<)

これはしっかり診断するには内視鏡検査しかないと思います。

① 機能性胃腸症(ディスペプシア)!胃カメラで問題がないのに胸焼けがある

症状がほぼ同じ病気としてまず挙げられるのが「機能性胃腸症」

別名「機能性ディスペプシア」といい胃腸とストレスが密接に関わった病です。

機能性胃腸症とは、内視鏡検査などでも
ガンや潰瘍といった器質的疾患が見られないにもかかわらず、

胃の痛みやもたれ感、食後の膨満感
不快感など上腹部症状を感じる症状。

引用元 Wikipedia

胃カメラでみても問題ないだけど症状がハッキリとしてる。

だから「機能性」と言うそうです。

こうして見てみると、慢性的に苦しいとか、胃もたれとか症状としてはすごく似てますね。

ただ機能性胃腸症の場合は腸にも不調を訴える人が多い。

胃や食道だけでなく便通や腹痛など腸の異常もある場合は機能性胃腸症の疑いがあります。

またこの病気は精神的ストレスと リンクしてる

「ある状況下で症状がでる」…という場合もこの病気の可能性が高いと言えます。

(真剣に調べるなら胃カメラが確実ですが…)

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② 軽い慢性胃炎との見分け方

また慢性的な胃炎も胃痛や消化不良など逆食のそれと酷似してます。

胃が荒れているかそれとも食道に炎症があるか?

この違いはあるにせよ症状は似たり寄ったり。

あと逆食と慢性胃炎は併発してる場合も多いのも特徴ですね。

胃カメラをして胃と食道の両方が荒れていると診断される人が多いようです。

慢性胃炎はピロリ菌が原因の場合があるので内視鏡検査の時にピロリ菌の有無も調べてもらいましょう。

胃食道逆流症の症状から派生する病

逆流性食道炎と似てる

最後は「似てる」とは少し違いますが逆食によって引き起こされる病気について。

治療が長引けばこれらの病の発症リスクが高まるので頭の片隅に情報を入れておきましょう。

食道が胃のようになる病気”パレット食道”!食道癌のリスクも高まる

逆食によって発症する病気。

一つ目はバレット食道です。

バレット食道とは、食道下部の粘膜が胃から連続性に
円柱上皮に化生した状態を示している。

このバレット食道の形成には、胃食道酸逆流、
食道への胆汁酸の逆流、食道下端部の慢性炎症、
逆流性食道炎に伴う粘膜損傷の存在などが関与していると考えられ、
胃食道逆流症の合併症の一つであると認識されている。

引用元 www.pariet.jp/helpful/vol60/no623/sp16.html

長期間、逆流性食道炎、食道が胃酸に対応すべく胃のように変化してしまいます。

それが後に癌になる可能性もあるのでそういう意味でも怖い病気ですね。

(可能性としては低いですが)

  • 症状が軽いから
  • 忙しいから

そういう理由で治療を中断したり長引かせると危険。

しっかり治療を受けてバレット食道の予防をしましょう。

喘息持ちなら胃酸の逆流で咳や痰が悪化

また食道に胃液が上がることで気管を刺激し喘息が再発(悪化)する可能性もあります。

実はこれ、僕自身の体験で小学生以来の再発でした。

医師に伝えると胃酸が気管支を刺激したのが原因とのこと。

吸入器と気管支拡張薬をもらい夜の発作に備えていました。

なので昔、喘息だったり気管支が弱ければ逆食で症状の悪化もありえるので呼吸系の病気にも注意が必要です。

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正確に見極めるには胃カメラ(内視鏡検査)を!

これで逆流性食道炎と似た症状、病気はすべてです。

こうしてまとめてみると改めて内視鏡検査の重要性に気づかされましたね。

症状だけで判断するとこれらの病気と混合しがち。

まずは胃カメラを受けて視覚的な証拠を掴むことが治療の第一歩と言えそうです。

僕も胃カメラは大嫌いでさんざん先延ばしにしました(笑)

でも鎮静剤を打ってもらうと無痛で検査できたので苦手な人にはオススメです。

その経緯については以前、記事にしたのでそちらを読んで頂ければと思います。

記事:鎮静剤で胃カメラ検査する時の流れと注意点

記事:あなたが苦しむ胸焼けの原因を見つける

記事:実際に効果があった逆流性食道炎を改善する方法

今回は逆食と似た病気についてまとめてみました。

少し不安になったかもしれませんが先にしって対処しておくといざという時に迅速に対応できますよね?

そんな時にこの記事があなたの役に立てば僕も嬉しいです。

ではまた。

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