糖質をカットしたら胸焼けが!
僕は胃食道逆流症になる前から機能性低血糖症の治療を行っていました。
しかし、低血糖症のための糖質制限が逆食のリスクを高めていたんです!
2つの病気を見据えながらより健康に良い食生活を考えてみました。
「どっちを優先させたらいいんだ!」
こんな葛藤で悩まされていました(^_^;)
…というのも僕は24歳から血液検査で機能性低血糖症と診断されたんです。
これは血糖値を一定に保つ力が弱いということで病気というか体質なんですが…
その低血糖症のための食生活が逆食のリスクを高めていたんです。
僕はそうとも知らずに肉を食べ糖質を控えて分食をして胃を休ませない生活を継続。
そして案の定、逆流性食道炎が発症。
辛い日々が始まったんです。。
もちろん食生活だけが問題ではなくカフェインの過剰摂取や運動不足、ストレスや睡眠不足があったのも確か。
でも血糖値を気にして肉食の生活をしていたのも胃の負担を重くしてたんです(^_^;)
逆食を併発した直後は「結局、食生活どうしたらいいの?」…という悩みがありました。
この記事では僕なりの解決方法をあなたにお話していきます(^^)
糖質制限で逆流性食道炎のリスクが高まるワケ
なぜ僕が機能性低血糖症を治す為の食生活をしていて逆食になってしまったのか?
それは食生活を【肉】中心に変えたからでした。
それまでの僕は糖質大好き人間(笑)
ご飯やパン、洋菓子から和菓子までとにかく糖質を過剰摂取していました。
そんな時に1冊の本を読んで「低血糖症では?」と思い血液検査を受けたらビンゴ!
その日から糖質制限の食生活を行うことに。
糖質制限は主食を控える代わりに肉や野菜はいくら食べてもOKという食事。
これを実践すると、アレルギーや睡眠障害が改善し僕はよりストイックに糖質制限を実践していきます。
実践して1年が経つころには1日4食の分食にして肉を食べまくる生活に。。
血液検査の結果も良好で間違ってないという確信があったんです。
…ただ、糖質制限に偏りすぎると胃への負担が大きくなるのはあなたもわかりますよね?
消化に時間のかかる食物繊維や肉ばかりを食べることで胃を休めない日々が続き
同じ時期に仕事のストレスや睡眠不足が合わさって逆食になってしまいました。
あとから調べると肉は胃の下部食道括約筋を緩めたり胃酸の分泌量を増やしたりと逆流性食道炎のリスクを高める食材だったことが判明。
何事も偏りすぎるのはダメだ。
そう痛感した瞬間でした(^_^;)
このように糖質制限をやりすぎると胃に負担をかけてしまうこともあります。
それが逆食のリスクに繋がって行くんですよね。
では、これら病気を同時に持つ場合、食事をどのように気をつけるべきか?
次の章から「した方がいいこと」と「してはいけないこと」を見ていきます(^^)
逆流性食道炎と糖質制限の両方に効果がある食生活
まずは両方に良く働くオススメの食生活をお話します。
全部で3つあります。
メチャメチャ大切です(^^)
① よく噛む&時間をかける
まず咀嚼を増やすこと。
咀嚼を増やすことで唾液も増え胃の負担を減らせます。
そして噛む回数を多くすると食事の時間が長くなる。
それも胃の負担を軽くして血糖値の急激な上昇を予防します。
噛むという行為は僕たちが意識的にできる唯一の消化活動。
早食いは絶対NG、一口50回は噛みましょう。
② 野菜や大豆、魚、プロテインを食べる
なぜ糖質制限を実践する中で肉を食べてもいいかというとタンパク質、ビタミン、ミネラルこれらを効率よく摂取できるからです。
でもこれらの栄養素は肉だけに含まれるものではありませんよね?
野菜にもビタミンは豊富ですし大豆などの植物性たんぱく質でも代用可。
魚なら脂も摂取できるしプロテインを飲むのもアリです。
とにかく消化力が下がっているときは肉以外から栄養素をとることも十分に可能。
糖質制限にもつながるし胃の負担もかからないですよね。
栄養素から考えて肉の摂取量を減らしてみては?
③ 食べる順番を気をつける
あと食べる順番も重要です。
食物繊維→タンパク質→炭水化物
この順番に食べれば血糖値の上昇も控え目になるみたい。
食べる順番は逆流性食道炎の面から言うと何の問題もない。
なので、糖質制限のために順番に気を配るのもいいですね。
偏りすぎは注意!どちらかが辛くなる
次は「してはいけないこと」を見ていきます。
① 肉vs消化の良いもの!偏りすぎは共倒れ?
まず忘れないようにしておきたいことは「どちらかに偏りすぎないこと」
糖質制限をストイックに実践しすぎると僕のように胃への負担を強めてしまう。
逆に逆流性食道炎を何とかしようと消化の良いものばかり食べても血糖値が上がりやすくなる。
このように、どちらか片方だけに偏らないようにした方がいいです。
特に逆流性食道炎は胃の調子で症状が変わってくるので。
その時、その時のあなたに合った食生活のバランスを見つける感覚でいいと思います。
一般的にバランスの良い食事と言われているメニューからご飯の量を減らして肉を減らして食物繊維と植物性タンパク質を増やすイメージです。
ここからスタートすると自分にピッタリのバランスが見つけやすくなりますよ(^^)
② カフェインやアルコール、刺激物は0でもいい
どちらにとっても悪影響を与えるものに注意しましょう。
それは3つあります。
【避けたいもの】
- カフェイン
- アルコール
- 刺激物(特に辛いもの)
この3つは血糖値を乱しやすく胃を刺激したり胃酸の分泌量を増やすのでどちらにとっても症状の悪化につながります。
詳しくはこちらで書いています。
できるなら0にすること。
摂取するにしてもなるべく体の負担を減らすことをオススメします。
全体を見て集中しすぎないようにしましょう。
- 胸焼け→消化の良いものを食べましょう
- 糖質制限→肉を食べましょう
この言葉を表面的にとればどちらを優先させればいいのかワケがわからなくなります。
ただ、お互いの病気を詳しく調べて自分の体を観察していると両立できる食生活を実践することも可能!
- よく噛む(一口50回)
- 食事に20分はかける
- 野菜、大豆、魚を食べる
- プロテインの活用
- 食べる順番を気をつける
- カフェイン,アルコール,刺激物は控える
これらを実践して糖質制限を実践しつつ逆食の症状も緩和していきましょう。
あとは症状が出やすい食材やきっかけを見つけると普段の生活が楽になりますよ。
(ちなみに僕は辛いものです。血糖値も胸焼けも辛いものでどんどん悪化してしまいます。。)
またこのサイトでは逆食を治すための方法を載せているので参考にしてください。
少しでもこの記事の内容があなたの症状を和らげることを願っています(^^)