朝起きると気持ち悪い…
早朝にくる胃もたれや吐き気、咳や痰などの喉の違和感etc
とてもじゃないけど朝食なんて食べられません。
寝る前や就寝中の工夫で症状を軽減、予防は可能なのか?
上手に向き合って苦しさを軽くしましょう。
症状でも特に辛い寝起き。
苦しくて朝早くに起きたり夜中に何度も目が覚めませんか?
何回も繰り返してるとだんだん夜、起きるクセができて睡眠の質も低下してしまう…
何とかしたくても夕食後に飲む薬の効果は朝までは持続しにくい。
今回、お話するのは厄介な 『朝の症状への対策』
症状が重いときは完璧に解消するのは難しいです。
ただ緩和、改善は見込めるので参考にしていただければと思います。
対策を大きく分けると夕食から寝るまでの過ごし方と睡眠中と2つあります。
『起きたら吐き気』を予防!夕食から寝るまでにオススメの胃酸過多への対策
まずは夕食から布団に入るまでこの間にできることをお話します。
僕がやって効果があったと感じたことそれを中心に方法を集めています。
① 夕食と就寝までは最低でも3時間は空けたい
まず気をつけたことは夕食と就寝までの時間を空けること。
以前は22時に夕食23時に布団に入る生活をしていました。
これだと消化する前に体を横にするので呑酸や胸焼けにつながります。
調べてみると胃の消化には平均して3時間ほどかかるんだとか。
だから僕は夕食から就寝まで長い目に4時間の間隔を空けました。
(最低でも3時間は空けたいですね。)
毎日は無理ですが早く食べられる日は19時に食事、23時ころに体を横にしていましたね。
仕事によっては実践できない日もありますがそういう時は帰宅して、すぐ食べる。
寝るギリギリまで横にならない。
そして夕食では消化をスムーズにため噛む回数を増やしていました。
② 寝る前に白湯を飲んで胃酸を中和する
19時に夕食を済ませたあとは基本的には何も食べません。
お腹が減るのは我慢してました。
朝にくる胸焼けを考えるとあまり無理せずに我慢できました。
…ただ喉は渇くんですよね(^_^;)
僕は食事中、消化力を高めたくてお茶類は全く飲まないので余計に渇きます。
そんな時は白湯を飲んでいました。
白湯は『お湯』みたいなものでとても重宝しています。
胃酸を薄めてくれたり胃を温めて血流をよくして消化を促してくれたり。
逆食の治療中では助かる飲み物です。
食後すぐ飲むと胃酸を薄めて消化力が落ちてしまうので食後2時間してから飲むようにしていました。
作り方自体は簡単ですので一度、作ってみてはどうですか?
胃酸過多や呑酸の症状が強い人にオススメの飲み物だと思います(^O^)
③ 白湯だけでなく漢方も飲むと胸焼けを避けられる
これはあくまで自己流なのですが白湯だけでなく漢方もセットで服用してました。
六君子唐という漢方です。
胃の調子を整える効果があり、いまも愛用してる漢方(^^)
(薬局でも販売してるので薬剤師さんに聞いてみては?)
それまでは胸焼けで起きる時間帯が夜中2時ごろだったのが漢方+白湯で5時ごろまで引き延ばすことができました。
…まあ起きてしまうことは変わりなかったのですが睡眠の妨げという意味では助けられましたよ。
起床時に胃酸が上がってくるなら!睡眠時にできる胸焼け対策
次は睡眠中。
この時にできる一工夫をお話します。
寝るときの姿勢や枕の作り方
応急処置としての飲み物についてです(^^)
① 枕を高くする、布団をリクライニング風にする
まず朝に呑酸や胸焼けの症状が出るケース、これでまず対応すべきは『枕と布団』です。
単純に上がってくるなら上がってこれないように枕と上半身部分の布団の位置を高くすればいいんです。
僕は枕の下に分厚い本を敷いて布団の下に敷布団を丸めてリクライニングのような状態を自作で作りました。
自分の症状によって高さを自由に変えられるので苦しいならより高く設定して楽になって来たら徐々に低くしてました。
【注意】
ただ、この寝方を長期間してると腰痛になりやすいのがデメリットです。
鈍い痛みがきてけっこうキツイんですよね。
そこでオススメなのは、その日によって枕の高さを微調整することです。
今日は大丈夫そうなら低め今日は食後すぐに寝るから高め
↑このように一日一日、微妙に高さを変えて越しの負担を軽減してました。
あとは高反発のマットレスを買ったり逆流性食道炎専用のマットレスも試しましたね。
これはあなたの症状によってどう対応すべきかが変わります。
朝の症状が重いなら専用のマットレスをおすすめします。
まずは自分で作ってみて効果を確かめてみるのがベストだと思います。
② 寝るときは体の向きを変えて胃酸の逆流を軽減
あと寝る前の姿勢でも症状を軽減できますよ。
これについては前の記事でお話してるので
気になる人はそちらを読んでください。
③ 枕元に白湯や常温のミネラルウォーターを準備
これは緊急用というか応急処置になるんですが枕の横に白湯を用意しておきます。
先ほどの方法を全て実践しても100%胸やけを予防できるかはわかりません。
僕自身、症状が酷い時期は夜、何回も苦しくて起きてました。
夜中、胸やけで起きた時にスッと症状を緩和させるのが白湯です。
一度、作った白湯を水筒に入れて枕の横において奥だけで必要なときにすぐ飲むことができます。
面倒なら常温のミネラルウォーターでも構いません。
たとえ起きてもすぐに対処してまた眠れるようにする準備も必要。
これをしないと、なかなか寝付けず不眠症気味になってしまいますよ(^_^;)
いかがでしたか?
睡眠がとれないとストレスが溜まりそれが逆食の悪化に繋がります。
上手に胸やけと距離をとることで睡眠の質を高めていきましょう。
その為に今回、お話した内容を実践してみてはどうでしょうか?
次は食事に関してもう少し詳しく掘り下げていきます。
夕食に何を食べるかで睡眠中の症状も変わってくるので↓
食後の胸焼けや吐き気で夜中や朝がつらい人はこちらの記事も読んで胸焼け対策を行っていくといいですよ。
ではまた(^O^)