胃食道逆流症で喘息が悪化する?
最近、咳や痰、息苦しさが続くと思ったらアレルギーじゃなくて呑酸や胸焼けが原因だった!
逆流性食道炎からくる喘息の症状は3つの視点から対策を練る必要があります。
夜を快適にする為にも逆食からくる喘息の対策を考えてみました。
逆流性食道炎を患って2日後の夜、十数年ぶりに喘息の症状が出ました。
確かに僕は幼少期のころ喘息持ちで吸入器や頓服薬を常備していたのです。
大人になるにつれ改善していたんです。
(なんで今になって喘息が?)
昔なつかしいヒューヒューという音と寝付けない感覚の中で「なぜ今なのか?」疑問でした。
翌日に耳鼻咽喉科で診察を受けると「完全に治ることはないから」と医師の一言。。
(最近、引っ越したのが原因かも。部屋が合わないのかな…)
…そんなことを思っていました。
しかし、その後に胃腸科の先生に聞くと「逆食で喘息の症状が出る(悪化する)人もいる」とのこと!
その時から逆食が改善するまで僕は逆食と喘息の両方のケア生活が始まったんです。
…ということで、この記事のテーマは 【逆流性食道炎と喘息】
喘息が悪化する原因と緩和、予防法、そして注意点について、お話します(^^)
胃酸が逆流して喘息が発症(悪化)するワケ
まず、なぜ胃酸が食道に逆流すると喘息の症状が出てくるのか?
その原因を探っていきましょう!
もともと食道と気管は別にありますよね?
なのになぜ、症状が併発してしまうのでしょうか?
ズバリ!その答えは 『食道と気管が近い場所にある』からです。
食道に胃酸が上がってくると喉の当たりまで焼ける感覚はありませんか?
(呑酸という症状ですね。)
その時に、もう一度、胃酸が下りて行くときに胃酸の一部が気管に入るケースがあります。
すると気管支内が刺激されて喘息が悪化してしまうそうです。
または気管に胃酸が入らなくても食道で炎症が起きれば周辺の神経も刺激。
それが気管支への影響を与える場合もあります。
要は先ほども行った通り『食道と気管が近い』のが原因です。
喘息もちだったり過去に喘息を患っていれば逆流性食道炎で悪化する可能性が高いといえますね。
対策は胸やけと喘息の両方が必須!
対策については逆食と喘息の両方のケアが必要で別々に対応する必要がありました。
逆食の症状を緩和することが喘息の予防にも繋がることは確か。
喘息は基本的に夜に悪化することが多く簡単に診察を受けられないのがネック。
なので僕は①逆食の治療②喘息になる確率を減らす③仮に喘息の症状が出ても対応できる準備をする。
この3点を意識していました(^^)
具体的には以下の通りです↓
【① 逆流性食道炎の対策】
- 胃酸分泌抑制剤を飲む
- 食後にガムを噛む(15分ほど)
- 食間に白湯、またはホットミルクを飲む
- 猫背を治す
- 漢方を飲む
- 良く噛む
- 睡眠時間の確保etc
→逆食の詳しい治し方は別記事に掲載中
記事:逆流性食道炎の治し方、一覧はコチラ
【② 喘息の予防】
- 掃除(ホコリ、ハウスダストの除去)
- 布団,枕カバーをダニ対策専用のものへ代える
- ホコリっぽい場所ではマスク着用
- 室内外での温度差を少なくする
- 鼻呼吸(鼻毛を切りすぎない、口呼吸はNG)
【③ 喘息の緩和、事前準備】
- 枕の横に吸入器を用意しておく
- 内科で処方してもらう頓服薬も準備
- カフェインはNG。(カフェインは気管を広げるが胃酸を分泌して逆食が悪化する危険がある)
- 腹式呼吸
これらを実践して逆食の症状を抑え喘息がでる確率を減らす。
万が一、症状が出ても対応できるよう準備していました。
この3点を意識してからは喘息になる頻度も減り、安心して夜を迎えられるようになりましたよ(^^)
注意点は事前の準備と症状の誤差?
逆流性食道炎で併発する喘息の場合は事前にどれだけ予防できるか?
これにかかっています。
あとこれは僕だけかも知れませんが逆食の症状と喘息には丸一日ほどの誤差がありました。
(例えば月曜日の夜に逆食の症状があったら火曜日の夜に喘息になる…という感じです。)
食道が焼ける感覚がして24時間、遅れてから喘息になる。
その誤差も頭の片隅に入れておいてみては?
次は痰の出し方や咳について一緒にチェックしていきましょう。
これらの記事も今回のテーマと似ているのであなたの役に立ちますよ!
読んでもらえれば嬉しいです。
ではまた、次の記事でお会いしましょう(^^)