なかなか治ってくれない…
焼肉や揚げ物を食べ過ぎた翌日の朝、僕たちを苦しめる胃のもたれ。
その日は、一日ずっと胃がもたれ、吐き気に悩まされたりしませんか?
そんな症状を改善させたいあなたへ『おすすめドリンク』をまとめました。
緩和させる為の飲み方や症状を長期化、悪化させるNGな飲み物など胃もたれと上手に付き合う方法をお話しします。
胃弱になってから10年、逆流性食道炎を患ってから2年。
そんな僕が経験から学んだことは胃もたれと飲み物の深い関係です。
…というのも、何も考えずに好きな飲み物を好きなように飲めば症状が長引き悪化する原因となります。
大切なのは次の3つ。
- 「何を飲むか?」
- 「何を飲まないか?」
- 「どうやって飲むか?」
これを今回のテーマとして一緒に考えていきましょう(^^)
まずは避けたい飲み物から。
これを飲んだら胃がもたれやすい…という危険なドリンクを見ていきます。
多少は個人差があるものですが今までの食生活を思い出しながらこれらを飲んでないか確かめて!
消化不良や吐き気が悪化!胃のもたれが悪化しやすい3つの飲み物に注意!
まず飲んではいけない飲み物をチェックしましょう。
緩和させたくて飲んだのに悪くなる…なんてこと絶対に避けたいですよね?
そんなことを防ぐために胃もたれ時に飲んではいけないドリンクこれには3つの共通点があります。
① 冷たい飲み物は×!温度が低ければ、どんな種類でもダメ
一つ目の共通点は『冷えたドリンク』種類は問いません。
とにかく冷たい飲み物を避けてください。
冷たい飲み物が胃に流れ込むと胃も冷えてしまい機能が 低下する恐れがあります。
もともと胃もたれは上手く消化しきれないことが原因。
それなのに機能が低下すれば余計『もたれ感』が酷くなります。
あと同じような理由でドロっとした飲み物も控えましょう。
飲むヨーグルトやシェイクなどです。
(飲み物じゃないけどカレーやシチューも)
サラサラでないと胃に留まりやすくそれだけ消化に時間がかかります。
これも胃に負担をかける要因になるので胃のもたれが酷い時は飲まないように(^^)
② アルコールは飲む量で敵にも味方にもなる
二つ目はお酒、アルコール。
ただこれは飲んではダメ!ではありません。
…というのもお酒は上手に飲めば胃の消化を助けてくれる飲みものになるから。
(食前酒とか、まさにそれですよね。)
アルコールに関して注意すべきは『量』
少量だと胃酸の分泌を促しますが多量に飲めば胃の運動機能が低下します。
飲みすぎた日は二日酔いに加えて胃もたれ、消化不良で気持ち悪いという経験はありませんか?
このように飲みすぎによるデメリットがあるので飲むなら少量、適量を意識しましょう。
③ 胃酸を中和して消化力を下げる飲み物
三つ目は『胃酸を中和する飲み物』です。
胃酸を中和してしまうと消化できずに食物が胃にとどまる時間が長引くので胃もたれの長期化を招きます。
よく飲む種類としてはミネラルウォーターや牛乳ですね。
この2つには注意しておいた方がいいです。
(牛乳は消化しづらいですしね)
【注意】
胃酸を中和するドリンクは飲まないようにしましょう!
…と言いましたが、注意点が一つ。
それは胸焼けや胃酸過多の症状があるなら、これらの飲み物が症状を緩和してくれるという点。
単純な胃もたれなら飲まない方がいいですが胃のむかつきが酷いなら水や牛乳は症状改善の助けになります。
大切なのは今のあなたの状態。
消化不良なのか、胃酸がたくさん胃にあるのかその状態が見極めるポイントになります。
胃に優しい3つの飲み物!消化を助けるオススメのドリンク
では次に本題。胃もたれの時に飲んでおきたい飲み物についてお話していきます。
簡単に言うと先ほどの逆です。
① 温かい飲み物を選ぶ!消化力が落ちてるなら白湯で改善
まずオススメなのは胃を温めてくれる飲み物。
人の体と同じで暖かいと胃の活動も活発になります。
その中でも胃に負担をかけないのがベター。
僕が効果を一番感じた飲み物は白湯(お湯)です。
厳密にいうとお湯とは違うのですが胃を温める効果としては同じ。
朝に一度作っておいて水筒に入れておくと何回も作らずに済んで楽ですよ(^^)
作り方の手順は以下の記事でまとめています↓
② 食事中なら温かいお味噌が胃腸に良い!
基本的に食事中は何かを飲むのはオススメしません。
先ほども言いましたが胃酸を薄めてしまうから。
だけどどうしても何か飲みたいときそんなときは味噌汁なんてどうですか?
発酵食品は胃や腸での消化吸収を スムーズにする効能があります。
味噌汁は温かいので胃を冷やす心配もありません。
「飲み物」ではないですが食事中に飲みたいなら味噌汁を優先してみては?
食事中の冷たい水よりはぜんぜん良いですよ。
③ 消化を助ける”酵素”が入った飲み物
胃もたれは消化力が低下するのが主な原因。
そんな消化を助けてくれる食材があります。
胃もたれの時に、それらの食材をすべて食事で食べるのは難しい。
(それこそ胃がもたれます。)
そこで僕がおすすめするのがスムージーとして飲む方法です。
消化を助けてくれる酵素が含まれる食材をミキサーでかけてドリンクとして飲むと効率的に摂取できますよ。
酵素が多く含まれている代表的な食材はこちら↓
【おすすめ食材】
- リンゴ
- キャベツ
- 大根
- 発酵食品
- バナナ
- パイナップル
- レタス
- ニンジン
- セロリ
- トマト
- きゅうり
- キウイ
- アボカド
特にリンゴはいいですね。
風邪をひいた時や入院した時にリンゴを食べるのも消化をスムーズに行うためなんだとか。
これらの候補から美味しそうになる、好みの組み合わせを選んで飲んでみては?
【注】”何を飲むか”の次は”胃に良い飲み方”を知る
ここまで胃もたれで苦しむときに飲まない方がいいもの、飲んだ方がいいもの。
この2種類を紹介しました。
ここまで読んでいただけるとわかりますが飲み物の種類と同じくらい大切なのが飲むタイミングと飲み方です。
食事中は消化力を下げないために飲み物を極力、減らして方がいいです。
何かを飲むときは一気飲みをせず温かい状態で(最低でも常温)少しずつ飲む。
これは守った方がいいですよ(^^)
(僕の経験上の話です)
以前は僕も食事中にお茶をぐびぐび飲んでいました。
でも胃の調子を崩してからは控えましたしそのおかげで症状が緩和しました。
食事中の飲む量を減らすのに効果的なのは噛む回数を増やすことです。
咀嚼数を増やすことで食物が細かく砕かれ食道をスムーズに通ります。
唾液がたくさん分泌され「飲みたい」と思う回数が減ります。
唾液は消化を助ける働きもあるのでまさに一石二鳥の効率的な方法です(^^)
あと、これまでのやり方で胃もたれが緩和しないとき最終手段として有効なのは漢方。
六君子湯など胃の不調を取り除く漢方をお湯に溶かして食前に飲むと1週間ほどで効き目が表れます。
- 冷たいドリンク、お酒、牛乳は控える
- 白湯、味噌汁、スムージーを飲む
- 食事中は噛んで唾液で飲む量を減らす
- 最終手段としてお湯を漢方に溶かして飲む
胃もたれと上手に付き合う方法として僕がお話しした内容は以上です。
次は胃もたれになりやすい症状が長引く原因について一緒に見ていきましょう(^^)
一発で胃もたれを解決する飲み物はありません。
(少なくても僕の知る限りでは)
酷くならないように少しずつ良くなるように。
そんな意識で選むのが問題解決への近道です。
ではまた、次の記事でお会いしましょう。